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半月七社神社おまんと祭りが、市指定無形民俗文化財に指定されました

[2018年2月22日] 印刷用ページを表示(新しくウィンドウが開きます)

  平成30年2月22日に、吉田町にある七社神社で行われている「半月七社神社おまんと祭り」が、市指定無形民俗文化財に指定されました。この祭りは、江戸時代から始まり、豊作や家内安全、厄除けを祈願した祭礼として現在まで伝承されています。従来は4月4日と決められていた『祭り』ですが、昭和50年頃から4月の第一日曜日に開催が変更となり、平成30年度の祭りは、平成30年4月1日(日)に開催されます。
  半月七社神社は、源平の戦いに破れた平家の悪七兵衛景清(あくしちべいかげきよ)が、半月村にたどり着いて隠れ住んだことが伝承にあり、創建されたのは、建久(けんきゅう)年間(1190~1199)と伝えられています。祭神に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、建稲種命(たけいなだねのみこと)、真敷刀媛命(ましきとひのみこと)、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)、日本武命(やまとたけるのみこと)、宮簀媛命(みやずひめのみこと)、須佐之男命(すさのおのみこと)の七柱を祀ることから、【七社神社】と呼ばれています。
『おまんと祭り』の起源については、残念ながら不明ですが、天保12年(1841)の古文書の中に、祭礼時の接待(食事)について自粛するようにとの【掟】があり、近世にはかなり派手な『祭り』となっていたことが覗えます。
『おまんと』とは、馬を飾り神社に奉納することです。その後、神社境内に組まれた円形の馬場で、馬1頭ずつ埒に沿って走らせ、若衆がその駆る馬の首にとびつき、馬とともに走ったりすることで、衣ヶ浦の両岸(高浜・碧南・東浦・大府)では近世より行なわれてきました。中でも春祭りに『おまんと』を行っているのは、大府(半月村)のみです。
祭り当日は、午前9時頃に馬頭観音前で若連と呼ばれる15歳から23歳までの地元の若者たちが、囃子を演奏してから宮司の手で神事が行われます。その後、境内に設置された直径30メートルの円形の馬場で、駆け馬が行われ、若連が、「ホーッ、ホーッ」という威勢のよい掛け声とともに、わらで馬のしりをたたいて勢いをつけ、一人ずつ馬の首筋につかまって疾走する姿は、大変迫力があり、市内外からの見物客が絶えません。
  今回の指定により、市内の国の登録有形文化財は2件、愛知県の指定文化財は3件、大府市の指定文化財は24件となりました。

半月七社神社おまんと祭りの紹介は、こちらから

平景清の紹介は、こちらから

半月七社神社おまんと祭りの様子

半月七社神社おまんと祭りの様子


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