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企画展「中世山茶碗展~大府の窯業と西国の土器」

[2018年5月11日] 印刷用ページを表示(新しくウィンドウが開きます)

企画展「中世山茶碗展~大府の窯業と西国の土器~」

大府市では、平成29年度に川池西古窯・石亀戸古窯群の発掘調査報告書が刊行されました。その成果報告と、同時期の西国滋賀・京都の土器も展示して、中世窯業を比較します。

川池西古窯発掘調査空撮

              川池西古窯発掘調査空撮

川池西古窯 石賀めど古窯群発掘調査報告書

企画展の概要

日 時 平成30年5月19日(土曜日)から7月1日(日曜日)

     午前9時から午後6時(入場は閉館時間の30分前まで)

場 所 大府市市歴史民俗資料館( 愛知県大府市桃山町五丁目180-1)

料 金 無料

休館日 毎週月曜日、祝日、祝日の翌日の火曜日、毎月最終金曜日

展示構成

大府の窯業

川池西古窯・石亀戸古窯群の出土遺物を中心に山茶碗を展示します。

川池西古窯発掘調査風景
石亀戸古窯群発掘調査風景
川池西古窯出土の山茶碗
大府を含む東海地方は、食膳具に山茶碗が使われていました。

大府周辺の窯業

瀬戸窯・知多窯の出土遺物を展示します。

西国の土器

京都市鳥羽離宮跡出土の瓦器

西国は、瓦器が使われていました。中世日本の異文化が楽しめる展示です。

寝物語

土器以外にも東西にまつわる不思議な話しを紹介します。
美濃国(岐阜県)と近江国(滋賀県)の県境にある「寝物語」
両国の宿で泊まった旅人が夢で語り合えた不思議な場所です。

 また、京都から奥州へ落ち延びた源義経を追う静御前が旅の道中で近江側の宿をとりました。隣の美濃側の宿には義経の家来の源造が泊まっており、それに気づいた静御前が「義経に会うために、奥州まで連れて行ってくれ」と源造に懇願した、というやり取りがあったそうです。

西国へ渡った瓦

大府市の吉田第1・2号窯で焼かれた瓦は京都鳥羽離宮へ運ばれました。鳥羽離宮は平安京の南に位置し、天皇が譲位して上皇となって住んだ御所で、経済や流通、政治的機能も備えていました。その一角に尾張産瓦がふかれていました。今回、京都市埋蔵文化財研究所の好意で、発掘調査で出土した瓦がふるさと帰りします。
鳥羽離宮跡出土軒丸瓦
鳥羽離宮には、尾張の他、播磨、讃岐からも運ばれてきました。地元、山城産や、鳥羽離宮で瓦窯を築いて生産もしていました。尾張産は軒部に灰釉をかける特徴があります。
院政期の京都

院政期の京都「院政期最大の遺跡 鳥羽離宮を歩く」(2017)より引用

安楽寿院

尾張産の瓦は、鳥羽離宮でも特別に用いられ、東側の安楽寿院が建っていた箇所しか出土しない傾向があります。鳥羽離宮の東側は白河天皇陵、鳥羽天皇陵、近衛天皇陵がある墓所の空間で、安楽寿院は天皇の菩提を弔う寺院と考えられます。院に寄進された荘園は尾張にも所領があり、瓦の供給先と何らかの関係があるかもしれません。

 

「中世山茶碗展―大府の窯業と西国の土器」ポスター

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■ お問い合わせ先

歴史民俗資料館 
電話番号0562-48-1809 ファックス番号0562-44-0033 メールアドレス