建設消防委員会県内視察(刈谷市先進事例視察) 平成30年10月22日

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ページ番号1008610  更新日 2018年11月30日

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 平成30年10月22日、まちづくりの調査研究のため、刈谷市の先進事例視察を行いました。

愛知県刈谷市

刈谷市中心市街地まちづくり基本計画について

 刈谷市では、平成12年に中心市街地活性化基本計画を策定したが、この計画は内閣府に認定された計画ではなかった。その後、平成28年度には「刈谷市まちなかマネジメント構想」を策定した。さらに平成30年度には、この構想を踏まえ、中長期的視点に立ったまちづくりに関する基本的な整備方針を示した「刈谷市中心市街地まちづくり基本計画」(2018~2027年度)を策定し、中心市街地のさらなる魅力と回遊性の向上、活気とにぎわいの創出を図っている。この計画のめざす姿は「歴史と未来が輝く 刈谷まちなかオアシス」であり、中心市街地を3つのゾーンに分け、ハード整備を進めている。


(1)都市交流ゾーン
南桜町優良建築物等整備事業や刈谷駅北地区整備事業を含む刈谷駅周辺地域で、駅ホームの改修、歩行者デッキの整備、民間開発が中心の交流拠点施設の建設などが行われている。

(2)生活交流ゾーン
刈谷駅と刈谷市駅の二つの交通結節点を結び、電線地中化や公共空間の緑化推進などが行われ、歩いて暮らせるまちづくりが行われている。

(3)歴史文化交流ゾーン
銀座AB地区整備事業や刈谷市駅前再開発構想エリアを含む地域で、歴史博物館の建設や亀城公園の整備などが行われている。

愛知県刈谷市
整備が進む刈谷駅北地区事業

愛知県刈谷市

刈谷市における市街地再開発事業について

(1)法定再開発事業
刈谷駅南地区は完了。刈谷市駅前再開発は、現在検討中で、今年度準備組合が立ち上がった。平成33年には本組合を設立し、平成38年度には事業を完了したいと考えている。


(2)民間再開発事業
現在は民間の活力とスピードを活かし、刈谷駅北地区と銀座AB地区の開発が進められている。優良建築物等整備事業としての位置付けで実施され、国からの補助金を受けている。

愛知県刈谷市
開発が進む銀座AB地区
愛知県刈谷市
電線の地中化が行われた道路

所感

 今年度の委員会テーマ「道路」という視点で、刈谷市のまちづくりを見てみると「回遊性」「歩いて暮らせる」というキーワードが浮かび上がってきた。刈谷駅前線の整備やアイリス通りの活用、電線の地中化など、ハード整備によるまちづくりの土台となるのも、やはり「道」である。このことを再認識できた視察であった。

 今回はハード整備中心の中心市街地活性化事例であったが、特徴としては、いわゆる内閣府が認定する中心市街地活性化基本計画による開発ではなく、優良建築物等整備事業として実施されており、国からの補助金を受けているという点である。また、開発手法として、法定再開発だけに頼るのではなく、民間の活力とスピードを利用した民間再開発を行っている。さらに、刈谷市駅前再開発では、地元の地権者が先頭に立ち積極的に動くことにより、準備組合が立ち上がっている。刈谷市の中心市街地活性化事業でのキーワードは、いわゆる中心市街地活性化基本計画ではない「独自のまちづくり基本計画」、「民間開発の活用」、「地元地権者のやる気」であった。また、刈谷市では交通政策全体の具体的な計画・戦略である「刈谷市都市交通戦略」も策定しており、このことも参考となった。

このページに関するお問い合わせ

議会事務局 議事課
電話:0562-45-6251
ファクス:0562-47-5030
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