新型コロナウイルス ワクチン接種Q&A
掲載内容は令和3年6月25日時点のものです。随時変更の可能性がありますことをご了承ください。
新型コロナワクチンの安全性と副反応について
新型コロナワクチンの接種にリスクはありますか。
新型コロナワクチンは、新型コロナウイルス感染症の発症や重症化を予防することが期待されていますが、副反応のリスクもあります。副反応は数日以内の時間経過で治るものが大半であり、重篤な副反応は、あるとしても極めてまれと考えられます。
全体としてリスクを上回る効果があると考えられることから、新型コロナウイルス感染症による死亡者や重症者の発生をできる限り減らし、同感染症のまん延の防止を図るため、接種を希望する方が適切に接種できるよう、接種を提供することにしています。
一般に、ワクチンなどの医薬品は、正しく使用しても一定の割合で副作用(副反応)が発生する可能性があり、最終的に接種するかどうかは、ワクチン接種のリスクと効果の双方を考慮して、ご本人の意思で判断していただくことが大切と考えております。
これまでに認められている副反応にはどのようなものがありますか。
現在、開発中の新型コロナワクチンの副反応については、どのようなものが起こりうるか確認されているところです。
日本への供給を計画している海外のワクチン(ファイザー社、アストラゼネカ社、モデルナ社、ノババックス社が開発中のワクチン)では、ワクチン接種後に、ワクチン接種と因果関係がないものも含めて、接種部位の痛みや、頭痛・倦怠感・筋肉痛等の有害な事象がみられたことが論文等に発表されています。また海外で既に実施されている予防接種においては、まれな頻度でアナフィラキシー(急性アレルギー反応)が発生したことが報告されています。
アナフィラキシーショックが生じた事例があると聞いたが、そのような症状は起こりますか。
新型コロナウイルスワクチンに限らず、ワクチン接種に伴って稀に発生しうる副反応の1つにアナフィラキシーショックがあります。アナフィラキシーショックは、急性のアレルギーで、治療法があることから、アナキラフィシーが起きたときには、接種会場や医療機関ですぐに治療を行うことになります。
一般に、ワクチンなどの医薬品は、正しく使用したとしても一定の割合で副作用(副反応)が発生する可能性があることから、最終的に接種するかどうかは、予想されるリスクも踏まえ、個々人が判断する必要があります。
なお、万一、接種により健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく予防接種健康被害救済制度により、適切な補償が受けられます。
国内における副反応の情報は公表されますか。
国内で接種された結果発生した副反応に関する情報は、予防接種法及び薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)の枠組みの下で適切に収集され、厚生労働省の審議会において評価され、その結果は公表されます。
新型コロナワクチンの接種後に体がだるくなったが、これは副反応ですか。病院に行った方が良いでしょうか。
ワクチン接種後には、免疫反応が起こるために、発熱・倦怠感・頭痛等の症状が出ることがあります。こうした症状は、数日間で改善していくことが多いですが、症状がひどい場合、治らない場合には、医療機関にご相談ください。
接種してから体調が悪いので病院に行きたい。どの医療機関を受診すればよいでしょうか。
まず、ワクチンの接種を受けた医療機関またはかかりつけ医などの身近な医療機関にご相談ください。
ワクチンを打った後にやってはいけないことはありますか。運動や入浴、お酒を飲んで問題ないでしょうか。
通常の生活は問題ありませんが、接種当日は激しい運動や過度の飲酒等は避けてください。
アレルギーがあるが、新型コロナワクチンを接種して問題ないでしょうか。
ワクチンの成分にアレルギーのある方は接種を避けてください。または接種を行う医師とご相談ください。
接種の対象者や優先順位について
優先接種の範囲を教えて下さい。
重症化リスクの大きさ、医療提供体制の確保等を踏まえ、医療従事者等、高齢者、高齢者以外で基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者などが、早期に接種される見込みです。
優先接種の接種順位を教えて下さい。
接種順位は、医療従事者、65歳以上の方、基礎疾患のある方と高齢者施設の従事者、それ以外の方という順番で進んでいきます。
最近手術をしたばかりですが、すぐに新型コロナワクチン接種をしてよいですか。
受けた手術の内容や内服している薬の状況等により異なりますので、主治医にご相談ください。
大府市に住民票を動かしていないのですが、大府市で接種は受けられますか。
原則、住民票所在地の市町村において接種を行うようお願いします。ただし、以下に該当する方については、例外として住所地外での接種が可能となっています。接種には接種市町村への事前の申請が必要ですが、申請方法については、決定し次第、市ウェブサイトなどで情報公開していきます。
- 出産のために里帰りしている妊産婦
- 単身赴任者
- 遠隔地へ下宿している学生
- ドメスティック・バイオレンス、ストーカー行為等、児童虐待及びこれらに準ずる行為の被害者
- 入院・入所者
- 基礎疾患を持つ者が主治医の下で接種する場合
- 災害による被害にあった者
- 拘留又は留置されている者、受刑者
- その他市町村長がやむを得ない事情があると認める者
厚生労働省のホームページに「外国人も含めて接種の対象となるすべての住民に全額公費で接種を行う見込み」と記載があるが、公費の対象となる外国人の明確な基準を教えて下さい。
原則として、居住の実態がある外国人の方は対象となります。ただし、短期滞在の外国人は対象になりません。
接種を受ける方法について
新型コロナワクチン接種に関して、市からどのようなお知らせが届きますか。
市から対象者に順次発送されるクーポン券(接種券)・予診票・案内チラシが同封された封書が届くほか、広報おおぶや市ウェブサイト、市公式LINEなどでの情報展開を予定しています。
新型コロナワクチンの接種は無料ですか。
全額公費で接種を行う見込みです。住民票のある市町村から接種券(クーポン券)をお送りし、それを持って接種していただくことになります。
新型コロナワクチン接種にあたって、接種する本人の同意は必要でしょうか。
新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種は、しっかり情報提供を行ったうえで、接種を受ける方の同意がある場合に限り接種を行うことになります。既存の予防接種を受ける方にも、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けていただいています。接種を受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。
新型コロナワクチンの接種前に、抗体検査を行いますか。
抗体検査を行うことは予定しておりません。
事前予約なしで接種を受けることができる医療機関・接種場所は市内にありますか。
事前予約なしで接種可能な接種会場はありませんので、必ず事前での予約をお願いします。
インターネット環境がないのですが、「コロナワクチンナビ」以外で、市内の接種を受けることができる医療機関・接種場所をどのように知ることができますか。
市から対象者に順次発送されるクーポン券(接種券)・予診票に案内チラシを同封します。また、広報おおぶに新型コロナウイルスワクチン接種関係の情報を掲載していく予定ですので、そちらをご覧いただくか市内公共施設や医療機関などに配布予定のチラシをご覧ください。
仕事のため、平日昼間は休めません。大府市内に、平日夜間や土日祝日に接種を受けることができる医療機関・接種場所はありますか。
集団接種は、平日夜間および土日祝日にも実施します。個別接種については、接種予定の医療機関にお問い合わせください。
新型コロナウイルスワクチン接種の集団接種会場および市内医療機関の個別接種実施状況については、ワクチンの流通量を考慮し、調整でき次第順次、市ウェブサイトや広報おおぶにて公開していきます。
大府市において、接種2回目の医療機関・接種会場は、接種1回目の医療機関・接種会場から変更することができますか。(同じ医療機関・接種会場で接種を受けなくてはならないのですか。)
1回目と2回目は同じ場所での接種をお願いします。
(※複数のワクチンが混在する可能性があるため)
ただし、集団接種会場では、同一種類のワクチンでの接種を検討していますので、1回目と異なる集団接種会場でも接種可能です。
クーポン券(接種券)は、いつ頃届きますか。(私が接種できる時期は何月頃ですか。)
75歳以上の方については、4月9日にクーポン(接種券)を発送しました。
65歳から74歳の方については、5月下旬にクーポン(接種券)を発送予定です。
64歳以下で基礎疾患を有する方、高齢者施設等で従事している方、その他の64歳以下の方の発送については、スケジュールが決まり次第お知らせします。
対象であるのにもかかわらず届いていない場合は、クーポン券(接種券)の再発行ができますので、市保健センター(0562-47-8000)にご連絡いただくか、身分証明書をお持ちの上、直接市保健センターへお越しください。
ワクチンの供給状況によって、発送時期が変更になる場合がございます。市ウェブサイトなどにて最新の情報を公開していきますので、最新の情報については、そちらのご確認をお願いします。
1回目の接種前にクーポン券(接種券)を紛失してしまったのですが、このような場合、どのような手続きが必要でしょうか。
クーポン券(接種券)の再発行ができますので、市保健センター(0562-47-8000)にご連絡いただくか、身分証明書をお持ちの上、直接市保健センターへお越しください。
その際は、「氏名」「住所」「生年月日」「電話番号」「接種予定日」「クーポン(接種券)の窓口または郵送受取の希望」を確認させていただきます。
大府市に転入しましたが、転入前の市町村でクーポン券(接種券)を受け取っています。転入前の市町村のクーポン券(接種券)で大府市でのワクチン接種は可能ですか。
転入前の市町村のクーポン券(接種券)での大府市での接種はできませんので、転入前の市町村のクーポン券(接種券)をお持ちの上、市保健センターへ直接お越しください。
また、転入後であると、転入前の市町村での接種はできませんのでご注意ください。
大府市に転入しましたが、転入前の市町村でクーポン券(接種券)を受け取っておらず、接種をしていません。大府市でのワクチン接種を受けるためにはどのように手続きすればよいでしょうか。
クーポン券(接種券)の発行をしますので、直接市保健センターへお越しください。その際は、「氏名」「住所」「生年月日」「電話番号」「接種予定日」「クーポン(接種券)の窓口または郵送受取の希望」を確認させていただきます。(前市町村での接種履歴を確認させていただきます)
2回目の接種前に、1回目の接種済証付きのクーポン券(接種券)を紛失してしまったのですが、2回目の接種を受けるためにどのような手続きが必要でしょうか。
クーポン券(接種券)および接種済証の再発行ができますので、市保健センター(0562-47-8000)にご連絡いただくか、身分証明書をお持ちの上、直接市保健センターへお越しください。
接種済証について
接種済証を紛失してしまったので再発行してほしいのですが、市において、どのように手続きすればよいでしょうか。
接種済証の再発行ができますので、市保健センター(0562-47-8000)にご連絡いただくか、身分証明書をお持ちの上、直接市保健センターへお越しください。
新型コロナワクチン接種後に、証明書(接種済証)が発行されますが、これは差別の原因とならないでしょうか。
新型コロナワクチンを接種した方には、接種を行った市町村から、接種済証が発行されます。接種を望まない人に対して、接種を強制することはできません。
また、接種を受けたり受けなかったりすることで差別をすることは適切ではありません。(無理に接種を迫ることや差別的な取扱い等をした場合に、どのような処罰が科されるかどうかについては、個別に状況により判断されるものと考えております)
接種時に、障がい者や日本語に不慣れな外国籍の人はサポートを受けられますか。
専任の職員はいませんが、通訳機器の用意など準備はしておりますので、事前に市コールセンター(0120-08-5544(フリーダイヤル))または市保健センター(0562-47-8000)にご連絡ください。
ワクチン接種後に予定があるのですが、接種(受付~状態観察終了)にはどのくらいの時間が掛かりますか。
全体で1時間程度を想定していますが、当日の状況によって、時間は前後する可能性がありますし、接種後副反応で倦怠感を感じる可能性もありますので、基本的には接種後は余裕を持ったご予定にしていただくことをお勧めします。
接種時に、子どもやペットを一緒に連れて行ってもいいですか。また、接種場所に託児所はありますか。
ペットについては、会場への同伴はご遠慮ください。
また、お子さまにつきましても会場での感染リスク回避の観点から原則として、ご家族などへ預けていただくなど同伴いただかないようご配慮お願いいたします。どうしても同伴せざるを得ない場合、集団接種会場であれば、市コールセンター(0120-08-5544(フリーダイヤル))または市保健センター(0562-47-8000)に、個別接種会場(市内医療機関)であれば、接種実施の医療機関にそれぞれご相談ください。
接種当日に体調不良になった場合や都合が悪くなり、当日接種できなくなった場合はどうすればよいですか。
集団接種であれば、市コールセンター(0120-08-5544(フリーダイヤル))へ、個別接種であれば、接種実施医療機関へ、それぞれ必ず電話するようにしてください。
その他
新型コロナワクチン(ファイザー社製)は、マイナス70℃で管理しなくてはならないと聞いたが、どのように管理するのでしょうか。
ファイザー社のワクチンはマイナス70℃で管理します。大府市でもディープフリーザーを保健センター等に設置し保管します。接種会場へは冷蔵の状態で移送し、接種直前室温にし、溶解して接種します。マイナス70℃のまま注射をするわけではありません。
新型コロナワクチンの接種を希望しません。もし会社からワクチンを接種しないと出社してはいけないという指示を受けたり、ワクチンを接種しないことによって差別的な扱いを受けた場合は、補償していただけますか。
ワクチンを接種するかどうかは、ワクチン接種のメリットとデメリットの双方を考慮して、ご本人の意思で判断していただくことが大切と考えています。
接種を望まない人に対して、接種を強制できるというルールはありませんので、会社で接種を求められても、ご本人が望まない場合には断ることができます。
(なお、無理に接種を迫ることや差別的な取扱い等をすることが、個別の法令等に違反するかどうかについては、最終的には強制の方法や差別的な取り扱いの内容など、個別の事例によるものと考えております)
市の個別接種・集団接種と会社の職域接種に違いはありますか?
特段違いはありませんが、個別接種・集団接種ではご自身で予約を取っていただく必要があります。会社にて職域接種を受けることができれるのであれば、職域接種での接種をお勧めします。
また、個別接種・集団接種と職域接種では、使用するワクチンの種類が異なります。(大府市の個別接種・集団接種はファイザー。職域接種はモデルナ。)同じワクチンを2回接種してください。(禁止例:一回目が集団接種、二回目が職域接種)
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ファクス:0562-48-6667
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