令和2年度当初予算
「いつまでも 住み続けたい サスティナブル健康都市おおぶ」の実現を目指して
令和2年度は、本市の新たなまちづくりの指針である第6次大府市総合計画の初年度であるとともに、市制50周年を迎える節目の年でもあることから、当初予算は、厳しい財政状況にあっても、市民とともに次の50年に向けて新たなレガシーを創造し、市民一人ひとりが本市の未来に夢や幸せを描くことのできるよう、必要な施策を推進するための予算編成を行いました。
令和2年度の主要な事業
令和2年度予算では、子育て支援策を中心とした「子ども・子育て八策」のさらなる充実、小・中学校の学習環境の整備のほか、各種検診の拡充や先進的な認知症施策の推進、東京2020オリンピック・パラリンピック関連事業やさまざまな文化芸術事業の実施、高齢者や障がい者の社会・地域参加の促進、安心・安全なまちづくりの推進、市民の憩いの場となる公園や親水空間の整備など、全ての世代の皆さまが「いつまでも住み続けたい」と感じられるまちづくりのための施策を実施します。
※掲載している情報は、令和2年度当初予算編成時のものであり、今後、新型コロナウイルス感染症対策の影響で、変更する可能性があります。
1.こころもからだも元気に過ごせるまち
3歳児健診における屈折検査機器の導入 124万円
3歳児健診における眼科健診で屈折検査機器を新たに導入し、視覚検査の精度向上を図ります。
高齢者の運転技能の維持・向上に向けた研究の実施 500万円
高齢者の運転寿命の延伸や交通事故リスクの低減を目的に、国立長寿医療研究センターと協力し、高齢者の安全運転技能の維持・向上に効果的なトレーニング方法の開発に向けた研究を行います。
竹澤恭子バイオリンコンサートの開催 225万円
本市の広報大使である世界的なバイオリニスト竹澤恭子さんのバイオリンコンサートを愛三文化会館で開催します。
計画的なスポーツ施設の整備・改修 3965万円
メディアス体育館おおぶの駐車場区画線工事、横根グラウンド外周フェンスの更新および防球ネットの増設工事を行い、安全で快適なスポーツ環境を整備します。新たなスポーツ施設の整備に向け、外部の委員による新スポーツ施設整備検討委員会を設置します。
2.地域で助け合えるまち
おおぶ・ピース・プロジェクトの実施 371万円
戦争の悲惨さや平和の大切さを考え、次の世代へと継承するため、戦場カメラマンの渡部陽一さんを招き「平和講演会」を行うとともに、市内在住の戦争体験者へのインタビューを映像にします。平和の大切さを若い世代へ伝えるため、沖縄県へ中学生平和大使を派遣します。
常設サロンの開設・運営支援の拡充 542万円
地域の高齢者同士が気軽に集える場であるサロンの開設・運営を支援し、サロン活動の充実を図るため、食事を提供する常設サロンへの補助を増額します。
手話やろう者への理解の促進 99万円
令和2年4月から施行する大府市手話言語条例に基づき、手話やろう者への理解を深めるため、手話を紹介する動画やリーフレットを制作するとともに、ろう者同士の交流の場や市民が手話と触れ合う場となるサロンの開設を支援します。
障がい者アート展「パラアートおおぶ2020」の開催 214万円
従来の美術作品の展示に加え、音楽や舞台演劇の発表などを行う障がい者アート展「パラアートおおぶ2020」を開催します。
3.支え合い学び合うまち
男女共同参画映画の上映会 8万円
市制50周年を記念して製作された映画「おっさんずルネッサンス」の上映会の開催を支援します。
若者駅前プロジェクト 250万円
若者と地域の方により、JR大府駅東西ロータリーや駅東側の通りにイルミネーションを設置し、駅前のにぎわいを創出する「若者駅前プロジェクト」を実施します。
都市間交流の推進 58万円
交流都市である愛媛県新居浜市への市民ツアーや長野県王滝村への自然体験ツアーなどを実施し、都市間交流を推進します。
4.環境にやさしい持続可能なまち
環境にやさしいごみ袋の作成 112万円
海洋汚染などの原因となるプラスチックごみの削減に向け、バイオマスプラスチックを利用した環境に配慮したごみ袋を作成し、ごみゼロ運動やアダプトプログラムなどで活用します。
クリーン・アップ・ザ・ワールドin大府の活動支援 15万円
石ケ瀬川、鞍流瀬川、延命寺川周辺を中心に、地域の団体が主導する環境保全活動を支援します。
5.安心安全に暮らせるまち
大規模災害への対策の充実 1233万円
同報無線のデジタル化に伴い、広範囲に明瞭な音声を届けられる高性能スピーカーを吉田公民館に設置します。災害時に乳児にすぐ授乳することができる液体ミルクを中央防災倉庫に備蓄します。
交通安全対策の推進 1398万円
高齢ドライバーを対象に自動車の安全運転支援装置の設置に係る費用を補助します。歩行者などへの安全対策として、通学路に歩行者横断点滅機を設置します。
6.快適で便利な都市空間が整うまち
里山林・竹林の整備 2801万円
都市に残された緑の保全・創出・活用を一層推進するため、二ツ池公園周辺の里山林や、矢戸川緑道に隣接する竹林の整備を行います。
桜・つつじを活用したまちづくりの推進 1090万円
「桜」「つつじ」を新たに市の木・市の花に指定し、街路や公園などに補植します。市内の桜の名所などを紹介する「さくらマップ」などにより、大府の桜の素晴らしさをPRします。
公園の整備 1億7300万円
横根立会池を緑や潤いを感じながら運動ができる公園として整備するほか、令和元年度から進めている川池の親水空間の整備や、辰池公園の遊具の整備を行います。
バスケットゴールの設置 198万円
身近な公園でバスケットボールの練習ができるよう、川池公園(仮称)や澄池公園にバスケットゴールを設置します。
幹線道路の整備と補助幹線道路の改良 7億7688万円
幹線道路として、市道養父森岡線、柊山大府線などの道路改良工事や用地取得などを進めます。補助幹線道路として、大府駅自由通路、市道井田上線、共和駅東線などの歩道設置工事や道路工事、用地取得などを進めます。
水辺の歩行空間の整備 8000万円
歩行者が緑や潤いを感じながら安全に歩行できるよう、共和駅東の鞍流瀬川両岸や石ケ瀬川(石ケ瀬人道橋から平成橋までの右岸)の緑道整備を進めます。
7.子どもが輝くまち
多胎児家庭への支援 247万円
「子ども・子育て八策」の新たな事業として、3歳未満の多胎児を持つ保護者や多胎児を妊娠している方を対象に、家事などを支援するサポーターの派遣や一時預かり、移動支援などを提供し、多胎児家庭の負担の軽減を図ります。
全中学校の体育館および柔剣道場への空調機設置 3億7582万円
市内全中学校の体育館および柔剣道場に、LPガス災害対応バルクとその燃料で稼働する電源自立型空調機を設置し、体育館利用時の熱中症予防対策を推進するとともに、災害時の避難所としての環境改善を図ります。
ICT教育の充実 1億9628万円(令和元年度から繰越)
先駆的に推進してきたICT教育をさらに充実させるため、国の補助制度を活用し、小学5・6年生および中学1年生に1人1台のタブレットパソコンを導入します。
中学生サミットの実施 30万円
SDGs(持続可能な開発目標)をテーマに模擬議会で議論し、その成果を「中学生宣言」として採択し、市内外へ発信する「中学生サミット」を行います。
学校現場における諸課題の早期対応 4312万円
児童生徒を取り巻くさまざまな課題に早期に対応するため、新たにスクールロイヤーとスクールソーシャルワーカーを配置するとともに、特別支援学級補助員と養護教諭補助員を増やします。
親子で楽しめる運動遊びイベントの開催 182万円
NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」の10代目体操のお兄さん・佐藤弘道さんを招いて「親子で楽しめる運動遊びイベント」を開催します。
8.活力とにぎわいがあふれるまち
観光イベントの開催支援 676万円
市内・近隣で開催される観光イベント「大府東浦花火大会」などに対して交付金や補助金を交付し、開催を支援します。
9.まちづくりを支える持続可能な行政経営
市庁舎への公衆無線LANの整備 83万円
市役所の来庁者の利便性の向上を図るとともに、災害時における情報通信手段の確保のため、市庁舎1階の市民健康ロビーおよび地下1階に公衆無線LANを整備します。
令和2年度予算書
- 予算の概要 (PDF 2.5MB)
- 施政方針 (PDF 494.0KB)
- 予算補足説明資料 (PDF 511.5KB)
- 主要事業 (PDF 2.5MB)
- 大府市予算書及び予算説明書(一般会計) (PDF 33.9MB)
- 大府市予算書及び予算説明書(特別会計及び企業会計) (PDF 15.1MB)
関連リンク
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