コラム119 7月号(令和2年)
7月号の「コラム119」では、大府市消防署のホースカーについて紹介します。
はじめに
皆さんはホースカーについてご存知でしょうか。
ホースカーとは、消火活動に使用するホースが積載されているリヤカーのことです。
今回は大府市消防署で活躍している2台のホースカーについて紹介します。
ポンプ車(大府3) ホースカー
ポンプ車のホースカーは、牽引を補助する電動モーターを備えた、電動アシスト付きホースカーとなっています。写真右手につかんでいるスロットルを捻ることで、手押しで走行するより移動が楽になります。
ポンプ車のホースカーは、ホースが10本積載できます。ホースは1本20メートルあるため、合計200メートル先までホースを伸ばすことができます。
大府市消防署のホースカーは、車両の後部に積載されています。そのためホースカーを取り出す際は、後方3メートル程度のスペースが必要です。車両が入れない狭い道はホースカーを使用することで、素早くホースを伸ばすことができます。
タンク車(大府5) ホースカー
タンク車のホースカーは上記に記載されているポンプ車のホースカーと同等の性能となっています。違いは形状、ホースの積載数となります。
形状はポンプ車と違い後輪がついています。そのため安定した姿勢で走行できますが、小回りが効きにくく、少しの段差や曲がり角には対応しにくいです。
写真右側の黒い持ち手部分で、スロットル操作が可能です。こちらもポンプ車同様、アシストがついて前後に進むことができます。
ホースの積載量は8本となり160メートル先までホースを伸ばせることができます。
最後に
大府市消防署には、今回紹介したホースカー以外にも現場で使用する様々な車両、資機材があります。気になる方はいつでも気軽に消防署まで見学しに来てください。
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