コラム119 1月号(令和3年)
1月号の「コラム119」では、PA連携について紹介します。
はじめに
緊急走行している救急車の後方を消防車が走行しているのを見たことがありますか。
救急出動する消防車の役割
救急出動は、通常救急隊3名で活動します。しかし、救急隊の3名のみでは対応が困難と判断される場合、消防車(主にポンプ車)も出動します。
P:Pumper(ポンプ車)
A:Ambulance(救急車)
それぞれの頭文字を取りPA連携と呼んでいます。
救急隊3名のみでは対応できないときに出動し、救急隊と協力して迅速に救急活動をする役割を担っています。
2020年、大府市では3,239件の救急出動があり、その内960件がPA連携での出動でした。
消防車が先に到着するケースも
他事案の帰署途上や、消火栓の点検等に出向していた際も、PA連携出動をする場合があります。その場合、救急車よりも早く消防車が到着することがあります。
しかし、PA連携に支援出動する消防車には、AEDや応急処置資器材が積載されており、救急車が到着するまでの間、救急隊と変わらない処置対応ができます。
終わりに
「救急車を呼んだのに消防車も来た」と思われるかもしれませんが、より多くの人命を救うことを目的としておりますので、ご理解をお願いします。
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