コラム119 11月号(平成29年)
11月号の「コラム119」では、ハウスダストについて紹介します。
ハウスダスト
今日では、約3人に1人はハウスダストによるアレルギー疾患を抱えています。
このコラム119の11月号ではハウスダストの対策法を紹介します。
ハウスダストとは
ハウスダストとは目に見えないほど小さなほこりのことです。
ダニやカビ、ペットの毛やタバコの煙粒子などがあります。
発生源は屋外や屋内などすべての場所から発生します。
特に、布団には要注意です。布団は人間の皮膚や髪の毛など、ダニの餌になるものが多いのでダニの最大の発生源となります。
ハウスダストアレルギー
アレルギー症状を起こす仕組みを紹介します。
人体の皮膚や粘膜は外部からの異物の侵入を防いでいます。
この機能が低下するとダニやほこりなどの異物が体内に侵入します。
異物が体内に侵入すると体内で異物を攻撃して排除しようとします。
この際に、過剰に反応して自分の体まで攻撃して傷つけてしまうのがアレルギー反応です。
ハウスダストによるアレルギー症状は以下の例があります。
- アレルギー性鼻炎
ハウスダストが原因で鼻の粘膜に炎症を起こし、くしゃみや鼻水、鼻づまりがおこります。 - 気管支喘息
気道が炎症を起こし、呼吸がしにくくなったり、咳や息切れなどの症状があらわれます。 - アトピー性皮膚炎
乳幼児期に発症するケースが多く、顔や耳などが赤く腫れ、強いかゆみを伴います。
ハウスダストから身を守るために
ハウスダストの対策法を紹介します。
まずは、ハウスダストがどこで発生しやすいかを知りましょう。
家具の隙間や布団、カーテン等のハウスダストの溜まりやすい場所を明確にすれば、普段の掃除の際に、意識して重点的に掃除ができます。
また、ダニは高湿度の布団を好みます。
なので、定期的に布団を乾燥機にかけましょう。
さらに、空気洗浄機を購入するのもいい環境づくりに最適です。
どのような対策をしてもハウスダストは発生します。
しかし、少しでもいい環境をつくり、ハウスダストによるアレルギー症状から自分を守りましょう。
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