コラム119 8月号(平成29年)
8月号の「コラム119」では、雷について紹介します。
雷から自分の身を守るために
この時期になると東海地区では、雷が多く発生します。
落雷は人の命に大きな被害を与えます。
コラム119の8月号ではそんな雷から自分の身を守るためのポイントを紹介します。
雷はどうやって発生するのか
雷は下記の仕組みで発生します。
- 水蒸気が雲を作る。
- 雲が空高く上がり水蒸気が氷の粒になる。
- 氷の粒が擦れ合い静電気を発生させる。
この静電気の溜まった雲が雷雲です。 - 溜まった静電気量が限界となり、何らかの刺激で地面に向かって放電する。
これが落雷です。
危険な行為
雷雨や雷雲が近づいてきた時の危険な行為を紹介します。
1.雷雨のときに傘をさすのは危険
自分自身が避雷針となって雷を呼び寄せてしまいます。
(避雷針とは雷を呼び込み地面に流すことによって落雷から建物を守る装置です)
傘だけに関わらず、長いものを振りかざすのは避けましょう。
2.自転車やバイクは危険
自転車やバイクに乗っているときに雷雲が出てきたらすぐに降りましょう。
自動車には雷対策が施してあるので車内は比較的安全地帯です。
3.木の下への避難は危険
雷は高いところにめがけて落ちてきます。
落雷の危険性を高めるので避けましょう。
最後に
雷は本当に危険です。
人に直撃すれば命を落としたり重傷を負います。
光ってから音が鳴るまでの時間が長いからと油断することなく、少しでも危険と感じたら建物や自動車の中へ避難しましょう。
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