コラム119 7月号(平成29年)
火災現場で使用する資機材の紹介
はじめに
私たち消防士は火災、救急、救助等あらゆる現場に出動します。
毎回同じ現場は無く、状況に見合った資機材を選択し、使用する事で現場活動をスムーズに行う事ができます。
ここでは特に、火災出動した際に使用する資機材を紹介していきます。
主な車両積載資機材の紹介
ここからは車両に積載されている資機材を一部紹介していきます。
ホース・正管そう
火災現場で使用するホース(画面左)と管そう(画面右)です。
ホースは一本20メートルあります。
ホース背負い器
ホース背負い器です。
リュックサックのように背負う事ができ、階段等ホースを延ばす事が困難な現場で活躍します。
ポンプ車の背負い器にはホースが3本収納されており60メートル延長可能です。
ホースカー
ホースが10本収納されており、最大200メートル延長可能です。
電動式で可動する為、長距離や坂道のホース延長に適しています。
プライバシーシート
外部の視線から傷病者のプライバシーを保護する為の資機材です。
折りたたみ可能で持ち運びも便利です。
軽量で、一人で持つ事が可能。人員が割かれる事が最小限に出来る利点もあります。
空気呼吸器
有毒ガスや煙から我々隊員を守ってくれる資機材です。
おわりに
今回紹介した資機材は一部です。他にも現場活動を円滑にする便利な資機材が積載されています。
この記事を見て少しでも消防の事に興味を持っていただけると幸いです。
消防署に来て頂けますと職員が車両や資機材の紹介をしますので是非見に来て下さい。
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