コラム119 3月号(平成29年)
世界の救急車について
皆さんは世界で活躍する救急車を見たことはありますか
今月のコラム119では世界で活躍する救急車について紹介します。
(日本)
まずは、日本の救急車です。消防署に置かれている救急車は構造や設備は総務省消防庁によって定められています。
日本の場合、電話で救急車を依頼する場合の番号は119番です。
傷病者を搬送する時には、料金などはかからず適切な医療機関まで搬送して貰えます。
(アメリカ)
アメリカの場合、電話で救急車を依頼する場合の番号は911番です。
アメリカでは、救急車の中で受ける応急手当等を受けた場合料金が発生します。
アメリカの都市で救急車を呼んだ場合の料金はニューヨーク:約2万7000円、ロサンゼルス:約4万6000円と各都市で料金が異なります。
(カナダ)
救急車を依頼する電話番号はアメリカと同じ911番ですが、カナダではこの番号は消防と警察に繋がる共通の番号なので救急で必要な旨を伝える必要があります。
また、カナダも救急車の利用には料金が発生します。バンクーバー:約4万5000円、トロント:約3万4000円と各都市で発生する料金が異なります。
(イギリス)
救急車を電話で依頼する場合は、999番にかけます。
この番号はカナダ同様警察との共有番号になります。
イギリスは政府が経営する救急車のみなので、搬送先の病院を選ぶことはできません。
また救急車を呼ぶ際の料金は発生しません。
(ブラジル)
ブラジルでは、電話で救急車を依頼する場合サンパウロでは192番、サンパウロ以外では1530番にかけなければなりません。
サンパウロでは市のサービスで最寄りの私立病院に運ばれるため搬送先を決めることはできません。サンパウロ以外では州立の救急サービスが対応します。
料金は無料です。
(フランス)
フランスで救急車を電話で依頼する場合15番にかけます。
フランスでは救急車に医師が乗っているため治療が必要な場合でも安心です。
フランスでは、救急者を利用時に基本料金約6900円、走行料金1キロあたり約230円が加算されます。

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