コラム119 1月号(平成31年)
1月号の「コラム119」では、睡眠の質を上げる方法について紹介します。
はじめに
突然ですが、皆さんは寝る直前まで動画やSNS等でスマートフォンを触ったり、食事をしてから布団に入るまでの時間が3時間以内になっていませんか。
何気なく繰り返しているこれらの行為が実は、あなたの睡眠の質を下げているかもしれません。
しっかりと睡眠時間は確保出来ているのに、朝起きるとスッキリしない、疲れが取れた感じがしないなどと感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回のコラム119では睡眠の質を上げる方法を紹介していきます。
睡眠の質とは?
睡眠の質とは眠りの深さを表します。
私たちが眠っている間、レム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)を繰り返していることは知っている人も多いと思います。
しかし重要なのは、眠り始めた最初の3時間に集中して訪れるノンレム睡眠をいかに安定させるかがコツになります。
寝る前に注意する4つのポイント
(1)夕食は寝る3時間前までに終わらせる
(2)入浴は布団に入る2時間前が良い
(3)寝る前のスマートフォンは寝つきを悪くするため良くない
(4)寝る前のアルコール、カフェインに注意(脳を覚醒させる成分が入っているため)
運動で睡眠の質を上げる方法
(1)同じリズムを繰り返す、ウォーキング、ジョギング、スイミングなど主に有酸素運動と呼ばれるものを1回につき、20~30分間行う。
(2)ストレッチは体内の血液を循環させ、筋肉の緊張も和らげてくれるため、寝る1時間前が最も効果的。
睡眠の質を上げる寝具選びの3つのコツ
(1)枕の高さは体形をもとに選ぶ
適切な枕の高さは性別、体形、眠るときの姿勢によって変わります。平均的な枕の高さは、女性が3センチ、男性が4センチです。
(2)敷布団は体圧を分散させられるものがお薦め
固すぎても、柔らかすぎても体によくありません。固さの目安として寝返りがスムーズにできる固さのものを選びましょう。
(3)寝具の素材にも気を使いましょう
掛け布団であれば、体に負担をかけない軽さの素材であったり、綿素材のものが吸湿性に優れ、かつ肌触りが優しいためお薦めです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
人生のおよそ3分の1が睡眠時間と言われています。
毎日の睡眠が改善出来れば、より良い生活が送れるはずです。
一度、自分の睡眠について見つめなおしてはどうでしょう。
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