コラム119 10月号(令和2年)
10月号の「コラム119」では、消火栓について紹介します。
はじめに
皆さんは消火栓と聞いてどのようなものかわかりますか。私たち消防士にとって、なくてはならない武器である水と関係しています。水は火災のときに火を消すだけでなく、我々や取り残された方の命を守る大切なものです。
今回はその水を送るための消火栓について紹介します。
消火栓とは
消火栓とは、消火活動に必要な水を供給する為の設備のことです。実は消火で使う水は、私たちが普段口にしている水道水(上水道)と同じです。道路の下を通っている水道水の配管から消火栓は枝分かれしています。地上には「消火栓」と書いた蓋(マンホール)があり、丸型や四角型のものがあります。鉄製で非常に頑丈です。
蓋の中には
消火栓の蓋を開けると、中には水の出る口とネジ式の弁が付いています。専用の道具で弁を回すことで水が出る仕組みになっています。
消火栓の目印
消火栓には目印があります。1つ目は、標識です。消火栓の近くに赤い支柱と「消火栓」と書かれた赤い標識があります。2つ目は、消火栓の蓋の周りに描かれた黄色い枠です。
※是非ご自宅の近くの消火栓を探してみてください。
お願い
私たちがすぐに使えるように、消火栓の周囲5メートル以内には自動車等を止めないようにお願いします。(道路交通法で駐車禁止とされています。)
このページに関するお問い合わせ
消防本部 消防署
電話:0562-47-2136
ファクス:0562-47-2398
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