災害時における廃棄物の処理等に関する協定を締結しました

「災害時における廃棄物の処理等に関する協定」の締結に関するページです。

　平成25年10月4日（金曜）に大府市役所にて、地震等の大規模災害が発生した場合における廃棄物の撤去及び収集運搬、処理を迅速かつ確実に行うために、一般社団法人愛知県産業廃棄物協会とオオブユニティ株式会社の2者とそれぞれ「災害時における廃棄物の処理等に関する協定」を締結しました。

　大規模地震や台風・集中豪雨による災害は、がれきや水害特有の廃棄物等が大量に発生するとともに、交通の途絶等により一般ごみについても平常時の収集・処理を行うことが困難となります。
　こうした事態に備え、がれきや避難所からのごみ・し尿などに対処し、非常時に廃棄物収集、処理を迅速に行うため、今回協定を締結しました。

　これまで災害時に発生した廃棄物の処理に関しては、愛知県を経由して依頼していましたが、今回の締結により、2者へ直接協力依頼ができるようになりました。

協定締結までの経緯

　県内の産業廃棄物処理業者を中心に606社が加入する一般社団法人愛知県産業廃棄物協会と市内の一般廃棄物収集運搬許可業者であるオオブユニティ株式会社は、これまでも平成12年の東海豪雨を始め、災害時における廃棄物の処理等に取り組んできました。

　今後、発生の予想がされている東海・東南海地震の被害予測では、大量の災害廃棄物の発生が予測されており、地震等の大規模災害が発生した場合における廃棄物の処理などについて、協会と市、オオブユニティと市がそれぞれ話し合いを進め、今回協定締結の運びとなりました。

協定の内容

　市は協会及びオオブユニティ株式会社に対して、以下の事項について協力を求めることができます。

1. 災害の発生により一時的に大量に発生する破損又は汚損した生活用品（家具・布団・食器・生活家電等）の廃棄物及びし尿・浄化槽汚泥に関して、撤去及び収集運搬等を実施。
2. がれき（災害時に損壊又は焼失した建物等の解体、撤去等に伴って発生する木くず、コンクリート塊、金属くず等及びこれらの混合物）の撤去、収集運搬、分別及び処理を実施。