環境学習出前講座 Q&A
みなさんから寄せられた質問の中で、特に多かった質問とその回答を掲載します。
ごみ・資源に関するQ&A
Q1 ごみの再利用を考えたのはだれですか
A1 具体的にだれが考えたかは分かりませんが、江戸時代にはすでにごみの再利用が盛んに行われていたという記録が残っています。江戸時代に行われていた再利用の例を紹介します。
- 欠けたり割れたりしたお皿などを、お団子の材料となる白玉粉を使って修理する
- 穴が空いてしまった鍋や釜に、熱した鉄のかけらをくっつけて穴をふさぐ
- 着なくなった着物を子ども用の着物に仕立て直し、それでも着なくなった着物はぞうきんなどにして使う
みなさんも江戸時代の人たちの生活を見習って、3R活動に取り組んでみてください。
Q2 回収された資源からはどのようなものがつくられていますか
A2 回収された資源によって、さまざまのものに生まれ変わります。例えば、ペットボトルは細かく砕いたあとに一度溶かして、ペレットと呼ばれる小さな粒にします。その後、ペットボトルとして生まれ変わります。また、アルミ缶は、溶かしたあとにもう一度アルミ缶に生まれ変わったり、自動車の部品に生まれ変わったりします。スチール缶は溶かしたあとに、もう一度スチール缶に生まれ変わったり、建物を作る材料に生まれ変わったりします。
Q3 ごみの種類を見分けるためにはどうすればいいですか
A3 燃やすしかないごみ、燃やせないごみを見分けるときは、どのような材料でできているかを確認してください。木や布、プラスチックでできているものの内、資源にならないものは燃やすしかないごみに、金属やガラス、陶器でできているものは燃やせないごみに出してください。資源は分別しやすいように、本体の底やふたにマークがついています。プラスチック製容器包装に出せるものにはプラマーク、ペットボトルに出せるものにはペットボトルマークがついています。資源に出すときは、ついているマークを確認してから出してください。
Q4 どうして市町村毎に出し方が異なるのですか
A4 大きな理由としては、処理施設の違いです。ごみ処理施設の能力によって、焼却できるものや破砕できるものの範囲が異なります。また、リサイクル施設も処理能力や処理方法が異なりますので、施設に合った収集をすることで、出し方に違いが出ます。
Q5 資源となるプラスチック類を資源に出すとき、どの程度の汚れのものまで資源に出していいですか
A5 調味料の容器などの汚れがひどいものをきれいにした場合、大量の水やティッシュペーパーなどの資源を使用することになり、結果として環境に負担をかける可能性があります。軽くすすぐことや、軽く拭き取ることでも汚れが落ちないものは、燃やすしかないごみとして出してください。
Q6 回収された資源は、本当にリサイクルされていますか
A6 回収した資源は、回収後に資源にならないものが混ざっていないかを選別し、次の処理業者へ運搬します。運搬後は各リサイクル工場での工程を経て、ペットボトルはペットボトルに、資源となるプラスチック類はプランターやごみ袋に、アルミ缶は再度アルミ缶に、スチール缶は建築資材などにリサイクルしています。回収後にクリーンセンターへ搬入して燃やすことはありません。
Q7 資源にシールやラベルが貼ってあるものは、ごみとして出していいですか
A7 資源は回収後に溶かして再利用するものが多いため、溶かした際に異物となる紙やシールはできるだけ取り除いてください。ただ、なかなか取り除けないものに関しては、そのまま資源に出して大丈夫です。
Q8 可燃や不燃が混ざったおもちゃ類は、何のごみで出したらいいですか
A8 電気・電池でうごくおもちゃについては市内公民館および市役所に設置している回収箱でリサイクルを目的に回収をしています。
電気電池で動かないものについては、樹脂製など可燃部分の割合が多いものについては燃やすしかないごみに、金属製など不燃部分が多いものについては燃やせないごみに出してください。
Q9 ポテトチップスや冷凍食品などの、袋の内側がアルミのようになっているプラスチック製容器包装も、資源として出していいですか
A9 内側のアルミは、プラスチック製容器包装に吹き付けて作られているため非常に薄く、他のプラスチック製容器包装と同じようにリサイクルすることができます。そのため大府市では、内側がアルミのようになっているものでも、プラマークがついているものは資源として回収しています。
Q10 ごみを回収している車(パッカー車)は何台ありますか
A10 燃やすしかないごみと燃やせないごみを回収しているオオブユニティ株式会社には、全部で20台のパッカー車があり、そのうち家庭のごみを収集しているパッカー車は12台です。
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