大府市指定文化財「三山道中記」を34年ぶりに展示・公開します!
2026年10月16日発表のプレスリリースです。
大府市は、2026年3月に大府市指定文化財に新規指定した「三山道中記(さんざんどうちゅうき)」を歴史民俗資料館で展示する特別展「「三山道中記」と大府・知多半島の三禅定」を開催します。市では「三山道中記」を1992年に展示して以来、34年ぶりに公開します。
「三山道中記」は、江戸時代の大苻(おおぶ)村・平七が書き残した、日本三霊山の白山・立山・富士山を巡る過酷な巡礼の記録で、日本一長い51日間の旅を詳細に書き記したものです。展示では「三山道中記」をモチーフにした紙芝居映像の上映や、気軽に「三山道中記」について学べるコーナーを設けます。
特別展「「三山道中記」と大府・知多半島の三禅定」の概要
- 期間
- 2026年10月24日(土曜)~12月6日(日曜) 午前9時~午後6時
※展示室入場は午後5時30分まで - 場所
- 大府市歴史民俗資料館 企画展示室1(大府市桃山町5-180-1)
- 内容
- 大府市指定文化財に指定した「三山道中記」を中心に、知多地域に伝えられている「三禅定」に関係する資料を展示・公開します。また、「三禅定」を行った村の13人について、作者・平七の子孫である深谷秀和氏が、関係する子孫の一部への聞き取りをもとにまとめたコラムも紹介します。
期間中には、専門家が紙芝居(絵・あいばまさやす)を使ってわかりやすく紹介する講座や、知多地域に残る三禅定記録などについて解説する講座、市内のゆかりの地を巡る文化財めぐり、関連作品の上映会も行います。
「三山道中記」(さんざんどうちゅうき)の概要
- 種別
- 有形文化財
- 作者
- 大苻(おおぶ)村・平七
- 所在地
- 大府市歴史民俗資料館
- 所有者
- 大府市
- 時代
- 文政6(1823)年
- 形状等
- 横帳、縦34.0cm・横12.5cm
- 詳細
- 2013年、作者・平七の子孫である深谷秀和氏(大府市朝日町在住)から大府市へ寄贈されました。本資料は江戸時代後期に尾張地域を中心に多くの記録が多く残る「三禅定」の旅を記したものです。「三禅定」とは、日本三霊山と呼ばれる白山・立山・富士山を巡り、登拝する巡礼の旅を指します。著名な京都の文化人・池大雅も三禅定を行い、その記録を残しています。「三山道中記」は記録を残した平七をはじめ大苻村の村人13人による三禅定の旅の記録です。三禅定関係資料の中でも最長となる51日間の行程が記されており、研究上たびたび取り上げられる重要資料の一つです。この旅は三山を巡る修行の旅だけではなく、江戸・日光・鎌倉などを訪れる観光的要素も含んでいる点が特徴です。
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