中学生「平和大使」沖縄派遣委嘱状交付式及び事前勉強会

　市役所で、中学生平和大使委嘱状交付式及び事前勉強会を開催しました。

　大府市では、平成28年9月に「平和都市」を宣言し、様々な平和に関する事業を積極的に推進しています。中でも中学生平和大使派遣事業は、市内在住の中学校2年生を平和大使に任命し、戦争により大きな被害を受けた国内都市を訪問し、現地で知り、学び、考えたことを、報告会などを通じて、同世代の多くの仲間たちに伝える非常に大切な事業です。

　平成30年度は広島、令和元年度は長崎へ派遣しましたが、令和2年度及び3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で派遣を中止しました。今回は、7月28日（木曜日）・29日（金曜日）の2日間で本土復帰50年を迎える沖縄へ8人の平和大使を派遣します。

　委嘱状を受け取った平和大使は、「現地で平和についての考えを深め、帰ってきたら平和大使として家族や友達にもしっかり伝えたい。」などと抱負を語りました。委嘱状交付式終了後には、名古屋市にある「ピースあいち」を訪れ、企画展「沖縄戦と日本復帰50年」を見学し、沖縄戦に関する理解を深めました。