2025年6月号(Vol.4)

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1035506  更新日 2025年5月27日

印刷大きな文字で印刷

こんにちは、市長です

岡村市長が市内企業を訪問し、社長と対談します

 企業訪問は、企業の取り組みへの理解を深めるだけでなく、市全体の産業政策に新たな視点をもたらすものとなっています。これまでの対話を通じて明らかになってきた企業が抱える課題に応えるため、市では新たに、スタートアップとのマッチング支援やJ-クレジットの発行、省エネ設備への更新支援など、企業の持続的な成長を後押しする施策を形にしてきています。今回も5つの企業を訪問し、経営者の皆さんのリアルな声を伺いました。

有限会社高丸食品

納豆一筋、60年の誇り

  • 創業 1963年
  • 所在地 一屋町
  • 「うまい納豆!」という感動にこだわり続けて納豆一筋60年。全国納豆鑑評会では、3年連続最優秀賞を受賞した。

 3年連続で日本一の納豆に輝いた同社。代表取締役の高丸喜文さんは「大豆の産地には必ず足を運び、納得のいくものだけを買い付けています」と語ります。高丸さんが国産大豆にこだわり続ける理由は「納豆づくりを通じて、日本の農業を応援したい」という想いから。同社の納豆は、海外にも販路を広げ、多くの人に本物の味を届けています。
 地域貢献にも積極的で、小学生の社会見学の受け入れや観光客向けの納豆作り体験ツアーの実施など、市の魅力発信にも力を注いでいます。
 「納豆で人と地域を笑顔に」。そんな想いが、これからも多くの人に届いていくことでしょう。

  • 高丸食品工業内
  • 高丸食品社長と

KeePer技研株式会社

高品質な技術で愛車の美しさを守る

  • 創業 1985年 
  • 所在地 吉川町
  • 確かな技術とサービスで、国内のみならず、海外からも注目を集めるカーコーティングの上場企業。

  高品質な仕上がりを実現する技術力とスタッフのプロフェッショナルな対応により、多くの顧客から信頼を獲得する同社。「コーティングのリピート率は87%。これは技術の高さはもちろん、お客さまとの対話を大切にしているから」と語るのは、代表取締役会長の谷好通さん。「対話の中から細やかなサービスが生まれ、感謝の言葉を頂く。その好循環こそが強みです」と話します。
 同社は働く人にもスポットライトを当てています。特に女性スタッフの採用と活躍の場の拡大を推進。現場でも多くの女性がその能力を発揮し、同社の成長を支えていました。

  • keeper技研工場内
  • keeper技研社長と

株式会社ドリーム・メディカル

地域と共に歩む街のお薬屋さん

  • 創業 1949年 
  • 所在地 長草町
  • 県内に9店舗(市内に5店舗)を展開する調剤薬局。医療の枠を超え、焼き芋の製造・販売にも挑戦する。

  調剤薬局としての役割を超えた地域貢献に取り組む同社。こども薬剤師体験や栄養相談会などのイベントを定期的に開催。スポーツ支援にも力を入れ、女子ハンドボールチーム「HC名古屋」所属の榊真菜選手を雇用。代表取締役の竹田雅彦さんは「ハンドボールは今、プロ化に向けた重要な時期なので、多くの人に関心を持ってもらいたい」と期待を寄せます。
 ヘルスフード事業部では、焼き芋の製造・販売を実施。特殊な製法で仕上げた甘みの強い焼き芋は、薬局に併設された動販売機でも購入可能で、地元の新たな名物としても注目を集めています。

  • ドリーム・メディカルの店内
  • ドリーム・メディカルの社長と

コサカ精機株式会社

クルマ社会を支える匠

  • 創業 1953年 
  • 所在地 横根町
  • 大手自動車メーカー向けの自動車用ボディゲージ(測定器)を設計・製作する自動車産業を支える技術系企業。

  自動車用ボディゲージの製造を中心に、高精度なものづくりで自動車産業を支える同社。大
手自動車メーカーからも高く評価されています。
 働く環境整備にも力を入れていて、社員が安心して長く働ける企業づくりに取り組んでいます。専務取締役の小坂恭範さんは「最近は女性の活躍にも目を向けていて、一般職の女性社員が総合職へとステップアップできるよう支援を進めているところです」と語ります。さらに、カーボンニュートラルの実現に向けて、若手社員を中心としたプロジェクトチームを立ち上げ、企業として環境課題に向き合う姿勢も見られました。

  • コサカ精機株式会社の工場内
  • コサカ精機株式会社の社長と

平下塗装株式会社

障がい者の可能性を信じ、共に進む

  • 創業 1962年 
  • 所在地 横根町
  • スーパーなどの陳列棚などの金属製家具の粉体塗装を手掛ける。積極的な障がい者雇用を行うアットホームな職場づくりが魅力。

  スーパーなどの陳列棚などに使われる金属製家具の粉体塗装を手掛ける同社。技術力はもちろん、最大の特長は積極的な障がい者雇用にあります。「みんな大切な戦力であり、家族です」と語るのは、代表取締役の平下学さん。現在、
従業員の半数以上が障がいのある方ですが、製造現場では、生き生きと働く姿が印象的でした。
 社会福祉法人憩の郷と連携したグループホームもあり、生活面でもきめ細かい支援を提供しています。「仕事を通して自立し、笑顔で生きる」。そんな当たり前の幸せを感じてもらいたいと一人一人に寄り添う企業です。

  • 平下塗装株式会社の工場内
  • 平下塗装株式会社の社長と

このページに関するお問い合わせ

産業振興部 商工業ウェルネスバレー推進課
電話:0562-45-6227
ファクス:0562-47-7320
産業振興部 商工業ウェルネスバレー推進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。