大府市バイオマス産業都市構想

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ページ番号1002906  更新日 2025年2月7日

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 2013(平成25)年4月、本市は生ごみバイオガス発電施設を拠点に他の諸施設との有機的連携によるバイオマス資源とエネルギーを地産地消する「都市近郊型 バイオマス・新エネルギー利活用ネットワーク」の構築を目指すとして、大府市バイオマス産業都市構想を策定しました。そして同年6月11日、国の関係7府省(内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省)からバイオマス産業都市に認定されました。
 第1期構想から10年が経過したことから、これまでの実績や社会情勢などを反映させた第2期構想を策定し、2025(令和7)年2月7日に国から承諾を受けました。

バイオマス産業都市とは

 地域に存在するバイオマスを原料に、収集・運搬、製造、利用までの経済性が確保された一貫システムを構築し、地域のバイオマスを活用した産業創出と地域循環型のエネルギーの強化により地域の特色を活かしたバイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまち、むらづくりを目指す地域のことです。2013(平成25)年度から、関係7府省(内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省)が共同で選定し、バイオマス産業都市構想の具体化に向けた取組を推進しています。

写真1
2013(平成25)年、江藤拓農林水産副大臣から認定証を受け取る岡村秀人副市長(役職は当時)

大府市バイオマス産業都市構想(第2期)

構想の概要

 生ごみバイオガス発電施設を中心とした事業化プロジェクトを推進し、市民、事業者などのごみ減量、資源循環、省エネルギーに対する意識を高め、持続可能な循環型社会の形成を目指します。

将来像

  1. 第6次大府市総合計画 「いつまでも 住み続けたい サスティナブル健康都市おおぶ」
  2. 第3次大府市環境基本計画 「人と自然が共生する みらい輝く健康都市」

目標(10年後)

  1. バイオマス利用率:市内において30%

    生ごみの種類

    利用量(t/年)

    うち市内発生分の利用量(t/年)

    市内の賦存量(t/年)

    市内の利用率(%)

    事業系生ごみ

    10,000

    1,600

    1,858

    86.1

    産廃系生ごみ

    6,000

    1,000

    2,137

    46.8

    家庭生ごみ

    150

    150

    5,164

    2.9

    合計

    16,150

    2,750

    9,159

    30.0

     ※事業系生ごみ、産廃系生ごみは周辺地域からも搬入しています。
  2. 再生可能エネルギー調達量
    ・バイオガス:2,500,000N立方メートル/年
    ・電気:5,000,000kWh/年(1,200世帯分)
  3. 温室効果ガス削減量
     2,900t-CO2/年

事業化プロジェクト

  1. バイオガス発電施設の継続稼働
  2. メタン発酵肥料の農業利用の促進

地域波及効果

  • 経済波及効果 7,049万円(愛知県産業連関表による)
  • 雇用創出効果 13人の雇用を創出(2024(令和6)年4月現在)

実施体制

  • 大府市と実施主体であるオオブユニティ株式会社を中心に、関係者と連携してプロジェクトを進める。
  • 大府市環境審議会に進捗を報告し、必要に応じて助言を求める。
  • 近隣のバイオマス産業都市と連携し、相互の推進を図る。

関係計画

  • 第6次大府市総合計画(2020(令和2)~2030(令和12)年度)
  • 第3次大府市環境基本計画(2021(令和3)~2030(令和12)年度)
  • 大府市一般廃棄物処理基本計画(2021(令和3)~2030(令和12)年度)
  • 大府市産業振興基本計画(2021(令和3)~2025(令和7)年度)

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このページに関するお問い合わせ

大府市役所
〒474-8701 大府市中央町五丁目70番地
代表電話:0562-47-2111 代表ファクス:0562-47-7320