特別会計（令和元年度下半期の財政状況）

　特別会計とは、特定の目的のために使う費用の収入と支出を一般会計とは区別して管理するための会計です。

　大府市では4つの特別会計が設けられています。

• 国民健康保険事業
• 公共下水道事業
• 農業集落排水事業
• 後期高齢者医療事業

　なお、令和2年度からは、公共下水道事業と農業集落排水事業が統合し、下水道事業として、企業会計に移行します。

   令和元年度の執行状況は以下のとおりです。

各特別会計の状況

国民健康保険事業

　国民健康保険事業とは、加入者のみなさんが所得に応じて保険料を出し合い、病気やケガをしたときに、必要な医療が受けられるように備える助け合いの精神に基づく事業です。

執行状況

予算額	歳入額	歳出額
73億7,278万円	75億55万円	68億9,628万円

公共下水道事業

　公共下水道事業とは、生活排水や雨水、工場・事業所などの排水を下水管を通してすみやかに排除し、快適で住みよい生活環境を維持するためのほか、浄化処理して再びきれいな水にして河川などに流すことにより、水質保全を図る役割も果たしている事業です。

執行状況

予算額	歳入額	歳出額
21億783万円	21億2,627万円	18億7,099万円

農業集落排水事業

　農業集落排水事業とは、農業集落における生活排水などの汚水や雨水を浄化し、農業用水として再利用するための施設及び処理に伴い発生する汚泥を農地に還元するための施設などを整備する事業です。

執行状況

予算額	歳入額	歳出額
2,862万円	2,808万円	2,006万円

後期高齢者医療事業

　後期高齢者医療事業とは、平成20年4月から老人保健医療制度に代わり始まった制度で、75歳（一定の障がいがある人は65歳）以上の方を対象とした医療制度を実施していく事業です。

執行状況

予算額	歳入額	歳出額
11億4,103万円	11億537万円	9億8,931万円