茅葺門

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ページ番号1005219  更新日 2019年11月5日

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茅葺門

 歴史民俗資料館と大府児童老人福祉センターの間を抜け、西に向かうスロープを上ると大倉公園の入口に茅葺門はあります。 

 茅葺門は、大正10年に大倉和親氏によって建造された建造物です。高さは5メートル、幅は13メートル、奥行きは4メートルあります。内開き戸の門で、向かって右側には潜戸があります。建造当時は、門の両側に使用人などが居住していたとされる6坪ほどの茅葺き平屋建ての付属室が付随していましたが、昭和54年に県道横根大府線沿いから現在の位置に移築された際に取り壊され、門の本体部分のみが移築されました。

 平成21年、26年には、大府市と友好都市提携を結んでいる岩手県遠野市の職業法人遠野職業訓練協会「かやぶき科」の職人の協力を得て、屋根材のふき替えを行いました。

 令和元年度には平成21年以来の全面ふき替えを岩手県遠野市の一般社団法人遠野かやぶき保存協会の職人の協力を得て実施し、新たな姿に生まれ変わりました。なお、この事業には「元気な愛知の市町村づくり補助金」が用いられています。

 市内でも数少なくなった茅葺きの建造物は、大府市のシンボルとして、古き時代の趣きを現代に伝えており、平成27年8月には、大府市では初めてとなる国の登録有形文化財に指定されました。

このページに関するお問い合わせ

都市整備部 水緑公園課
電話:0562-45-6236
ファクス:0562-47-3347
都市整備部 水緑公園課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。