下水道施設の耐震化

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ページ番号1034409  更新日 2025年11月14日

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大府市は、東海地震防災対策強化地域及び南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されています。そのため、近い将来発生すると想定される地震に対し、被害を最小限に抑え、地震発生後も下水道機能を確保できるように雨水ポンプ場や下水道管路の耐震化を進めています。

雨水ポンプ場の耐震化状況

雨水ポンプ場は市内に3施設あり、2016年度におおむね耐震対策が完了しています。ポンプの排水機能への直接的な影響が少ない沈砂池等の土木施設については、施設の改築工事に併せて耐震化を実施していきます。

 

下記表は2023年度末の雨水ポンプ場の耐震化状況です。

雨水ポンプ場の耐震化状況
名称 状況
江端雨水ポンプ場

耐震性能有り(影響の少ない土木施設を除く)

深田雨水ポンプ場 耐震性能有り(影響の少ない土木施設を除く)
伊勢木雨水ポンプ場 耐震性能有り

 

下水道管路の耐震化状況

市内に約400kmある下水道管路のうち、重要な幹線等について、優先的に耐震化を進めています。

「重要な幹線等」とは、幹線管路、河川・軌道等を横断する管路、緊急輸送路等に埋設された管路、防災拠点や避難所等からの排水を受ける管路などをいいます。

 

耐震化の実施方法として、管路については、既設管路の内側を樹脂製の材料で補強し、マンホールについては、地盤の液状化による浮き上がりを防止するために、コンクリートの重しを取り付けるなどの対策を実施しています。

 

下記表は2024年度末の下水道管路の耐震化状況です。

下水道管路の耐震化状況
  重要な幹線等延長(m) 耐震化延長(m) 耐震化率(%)
汚水管 74,038

74,038

100.0
雨水管 15,747 10,512 66.8
合計 89,785 84,550 94.2

 

(参考)2023年度末の下水道管路の耐震化状況の比較

  耐震化率(%)
全国平均

57.1

愛知県平均

83.1

大府市

93.8

 

 

 

大府市上下水道耐震化計画

2024年1月1日に発生した能登半島地震では、上下水道施設に大きな被害が発生しました。
耐震化されていた施設ではおおむね機能を維持できた一方で、耐震性のない主要施設で被害が生じたため、広い範囲で断水などの影響が出て、復旧にも時間を要しました。

災害時にもできるだけ普段どおりに水を使えるようにするためには、水道と下水道の両方の機能を確保することが重要です。
そのため、市では水道事業者と下水道管理者が連携し、避難所などの重要施設につながる上下水道管路の耐震化を計画的に進めていく必要があります。

こうした考えのもと、災害に強く持続可能な上下水道システムを実現するため、避難所などの重要施設に接続する上下水道管路などについて、上下水道を一体的に耐震化していく方針をまとめた「大府市上下水道耐震化計画」 を策定しました。

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このページに関するお問い合わせ

水道部 水道工務課
水道給水係・水道整備係 電話:0562-45-6319
下水道係 電話:0562-45-6239
ファクス:0562-45-5185
水道部 水道工務課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。