「セアカゴケグモ」に注意してください
セアカゴケグモとは
セアカゴケグモは、熱帯地方などに分布するクモで毒性があります。本国内には生息していなかったクモですが、平成7年11月に大阪府高石市内で初めて発見され、愛知県内では平成17年8月19日に中部国際空港敷地内で初めて発見されました。
体の特徴
成体のメスは約10~15ミリメートルで、全体的に黒色または濃い褐色です。特に腹部背の部分に赤色の帯状模様があるのが特徴です。成体のオスは約3~5ミリメートルで、腹部背の部分に白い斑紋があります。オスによる咬傷事例は無いとされています。
生息場所
日当たりがよく暖かい人工構造物のすきまや昆虫などのエサが豊富なところなどを好みます。
性格
セアカゴケグモはおとなしい性格で攻撃的ではありません。脅かされると死んだふりをして動かなくなります。ですが、毒を持っていますので、素手で捕まえないようにして下さい。素手で触るなどしない限り、咬まれることはありません。
見つけたら
- 見つけたら、市販の殺虫剤(ピレスロイド系)をかけるか、靴で踏み潰して駆除してください。ただ、卵には殺虫剤の効果が薄いようです。
咬まれたときの対応
- 咬まれた時は針で刺されたような痛みを感じ、重症の場合、発熱・吐き気などを伴う場合があります。
- 人によっては症状が全く現れない場合もありますが、速やかに医師の診察を受けてください。
対策
- 外で作業するときは、手袋をしましょう。
- 不用意に側溝などの隙間に手を入れないようにしましょう。
- クモの生息しそうな場所は、こまめに清掃したり整理整頓したりして、クモの住みにくい環境づくりをしましょう。

【写真:愛知県衛生研究所】
関連リンク
セアカゴケグモに関する詳しい情報は愛知県衛生研究所ウェブサイトへ
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