2020年4月「人跡未踏」

ページ番号1025255　 更新日 2020年4月1日

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　異色の素晴らしい活躍により、TVで取り上げられた市出身の二人を紹介します。一人はNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介された獣医師・田向健一さん。長年カメレオンなど100種類以上の動物を診療してきた珍獣ドクターの第一人者。時には前例のない生死を分ける緊急オペも実施。「目の前の命のためにできることに力を注ぐ。リスクにとらわれれば、救えるものも救えない」との語りに共感しました。もう一人はNHKBS1「世界はTokyoをめざす」の藤井裕子さん。柔道選手としての五輪出場はかなわなかったのですが、イギリス留学で指導者としての才覚に目覚め、リオ五輪でブラジル女子柔道選手を金メダルに導き、今はブラジル男子柔道代表監督として 東京五輪でのメダル獲得を目指しています。「女性を男子の監督に選んでくれた国のために勝つ。 それが私の使命」との武道精神に裏打ちされた思いは、神々しさを感じます。二人の活躍にエールを送るとともに、大府の子どもたちにも夢を追い、未来を切り開いてほしいと願っています。

大府市長　岡村秀人