2024年5月「竹林の小径オープン」
「竹」から連想するのは、『竹取物語』のかぐや姫。古来、竹は日本人にとって身近な植物であり、竹細工や正月の門松など、さまざまな用途に利用されてきました。近年は、全国で放置竹林が増え、社会問題となっています。
3月20日、市街地(柊山町)に残された貴重な竹林の保全と活用を図るために整備を進めてきた「矢戸川緑地 矢戸川竹林の小径」がオープンしました。住宅街の近く、川沿いの竹林5210平方メートルに誕生した、水と緑が身近に感じられる市初の竹林公園です。園内の竹は、日本に生育している代表的な種である「孟宗竹」です。5月には、昨年訪問した縁で、京都市洛西竹林公園から、竹の稈が亀の甲羅のような形になる「亀甲竹」と黄金色の稈に緑色の縦じまがある「金明孟宗竹」という珍しい竹が贈られ、移植する予定です。竹チップを敷き詰めた園路をはじめ、休憩所や駐車場を設け、木や竹を活用できる作業小屋も整備しました。この竹林整備が、「竹害」から「地域資源」へと、地域の持続的発展につながることを願っています。
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