令和4年度当初予算

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「いつまでも 住み続けたい サスティナブル健康都市おおぶ」の実現を目指して

 令和4年度は、まちづくりの指針である第6次大府市総合計画の3年目にあたり、市民が一丸となってコロナ禍の暗雲を払い、新たな時代を切り開いていくための重要な年と位置付け、新型コロナウイルス感染症への対策を講じつつ、ウィズコロナ・ポストコロナの時代にふさわしい施策を計画的かつ着実に推進するための予算を編成しました。

令和4年度の主要な事業

 令和4年度予算では、特に、県内トップを誇る合計特殊出生率のさらなる向上とともに、本市の宝である全ての子どもたちの未来のため、子ども医療費の助成対象の拡大や保育園と小・中学校におけるICT環境の整備などの『子育て施策・教育環境のさらなる充実』をはじめ、市民参加による『ゼロカーボンシティの実現』、先進的なデジタル技術を活用した『デジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進』、人生100年時代を見据えた『成年後見制度の利用促進』、市の玄関口である『駅周辺・中心市街地の整備』、本市ならではの資源である『バイオリンやサクラ・ツツジを活用したまちづくり』に関連する取り組みについて、重点的に実施します。
 また、オミクロン株による感染が広がり続ける中、新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種について、希望する方が速やかに受けられるよう、関係機関と連携し、迅速かつ的確に実施します。

1.こころもからだも元気に過ごせるまち

子ども医療費の助成対象の拡大 2021万円

 令和3年度に開催した中学生サミットでの要望などを踏まえ、10月から新たに中学校卒業後~18歳になる年の年度末までの子どもについて、入院は無料・通院は1割の自己負担となるように助成対象を拡大します。

バイオリンの里・大府の実現に向けた取組の推進 317万円

 市民が気軽にバイオリンの生演奏を楽しめるように大府みどり公園を会場とした野外コンサートを開催するとともに、市役所市民健康ロビーを会場としたバイオリンロビーコンサートを定期的に開催します。

大府市民球場の整備 4328万円

 令和3年度に取得した市内初の硬式野球での利用も可能な大府市民球場について、市民を中心とした利用団体・整備検討委員会から意見をもらい、今後の球場の整備・運用方針について検討します。

2.地域で助け合えるまち

成年後見制度の利用促進 2100万円

 福祉総合相談室に成年後見センターを設置し、制度の普及啓発、市民や後見人などに対する相談支援、申し立てなどに係る費用助成、法人後見受任体制の整備など、様々な施策を総合的に推進します。

平和事業の推進 168万円

 戦争の悲惨さや平和の大切さを市民とともに考え、次の世代へと継承するため、中学生平和大使を沖縄へ派遣するとともに、おおぶ平和映画祭や沖縄戦パネル展を開催します。

障がいの特性に応じた多様なコミュニケーション手段の利用促進 184万円

 災害時に避難所などでの迅速な支援につなげるための災害用コミュニケーションボードを作成するほか、点字プリンターを導入するとともに、パソコン要約筆記の体験講座を実施します。

3.支え合い学び合うまち

若い世代の声を生かしたまちづくりの推進 75万円

 高校生・大学生などの若者の自己肯定感を育むとともに、将来のまちづくりを担う人材を育成するため、若い世代の柔軟な発想を生かして政策提言を行う「若者会議」を開催します。

児童生徒の算数・数学の学力向上に向けた取り組みの実施 18万円

 偉大な数学者である永田雅宜氏の出身地として、子どもたちが算数・数学に興味や関心を持ち、学力の向上を図ることができるように、小中学生を対象とした公民館講座「ながラボ」を開催します。

4.環境にやさしい持続可能なまち

犬・猫との共生に向けた取り組みの推進 137万円

 犬や猫の健康と安全を守りつつ周辺環境との調和を図るため、飼い方マナーや災害時の備えなどに関する周知啓発を行います。マイクロチップの装着費用の補助制度を創設するとともに、災害時に備えてペットフードの備蓄を計画的に進めます。

ゼロカーボンシティ実現に向けた取り組みの推進 2180万円

 新たに環境性能に優れた次世代自動車の購入費用の補助制度を創設します。さらに、市民が日常的に取り組める環境配慮行動を示したアクションプランを作成するとともに、行動のインセンティブとなるグリーンライフポイント制度を創設します。

5.安心安全に暮らせるまち

防災・減災対策の推進 6854万円

 災害時の要配慮者への対応として、新たに組み立て式のオストメイト用トイレを全ての災害対策支部へ配備するとともに、同報無線のアナログ無線送受信装置の更新やデジタル子局の設置を計画的に進めます。DAIWA防災学習センターの学習コーナーを充実し、センターを拠点とした防災啓発をさらに推進します。

犯罪の被害者や家族などへの支援 43万円

 犯罪などにより害を被った方やその家族などを支援するため、警察などの関係機関と連携した取り組みを総合的に推進するとともに、被害者の経済的負担の軽減を図るための支援金制度を創設します。

6.快適で便利な都市空間が整うまち

「すわるアートコンテスト」の実施 143万円

 大府市景観計画に基づき、文化芸術とまちづくりが連携した取り組みとして、健康都市にふさわしいまちなかベンチのデザインを公募する「すわるアートコンテスト」を実施し、優秀者の作品を実際に市内に設置します。

水辺の歩行空間の整備 1億円

 歩行者が緑や潤いを感じながら安全に歩行できるよう、石ヶ瀬川緑道について大府東浦線取付部の東側を整備するほか、鞍流瀬川緑道の令和柊山橋から花咲台公園の区間について、夜間でも安全に利用できるようにフットライトを設置します。

7.子どもが輝くまち

バイオリンによる音楽教育の推進 314万円

 子どもたちがバイオリンに親しみ、興味を持つ機会を提供するため、市立保育園でバイオリンの紹介や演奏を行います。北山小学校の4年生を対象に、バイオリンを使った音楽教育を試行するとともに、水野紗希さんによる小学校訪問コンサートを実施します。

子育て家庭に対する支援の拡充 636万円 

 さまざまな不安を抱える子育て家庭や妊産婦を支援し、家庭の養育環境を整えるため、家庭訪問による家事・育児支援を行います。保育園などに通っていない児童の保護者を対象に、一時預かりを無料で利用できる「家庭で子育て応援クーポン」について、新たに民間保育園での利用も対象とします。

小・中学校におけるICT環境の充実 5404万円 

 小学3年生以下の児童全員に各1台のタブレットを配置できるよう整備し、小・中学校における1人1台のタブレット整備を完了します。学校と保護者とのコミュニケーションツールとして、児童生徒の欠席連絡・家庭への書類配付を電子化する機能を導入し、事務の効率化を図ります。

8.活力とにぎわいがあふれるまち

若手農業者などへの支援の拡充 1750万円

 農業を支える多様な担い手を確保し、農業の活性化を図るため、国の補助制度を活用し、新規就農者などの取り組みを支援します。ウェルネスバレー地区健康交流ゾーンにおいて、農地の長期貸付を促進し、観光農園などを誘致するため、奨励金を支給します。

伝統野菜の保存・普及事業の実施 29万円

 木之山五寸にんじんや知多3号たまねぎなど、市に縁のあるあいちの伝統野菜を保存・普及するため、担い手の育成や付加価値を高めるための情報発信などの事業を実施します。

9.まちづくりを支える持続可能な行政経営

公用車への電気自動車の導入 1118万円

 ゼロカーボンシティの実現に向け、環境に配慮した公用車両の導入率の早期達成を目指し、新たに4台の電気自動車を導入するとともに、非常用電源などとして使用するための可搬型の給電設備を購入します。

令和4年度予算書

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このページに関するお問い合わせ

企画政策部 法務財政課
電話:0562-45-6252
ファクス:0562-47-7320
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