令和6年度当初予算

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ページ番号1030528 

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「いつまでも 住み続けたい サスティナブル健康都市おおぶ」の実現を目指して

 令和6年度は、まちづくりの指針である第6次大府市総合計画の5年目に当たり、次代を担うこどもたち、孫たちの世代が、将来にわたって健やかな生活を送ることができる持続可能な健康都市の実現に向け、計画に掲げる施策を着実に推進するための予算を編成しました。

令和6年度の主要な事業

 令和6年度予算では、特に、国の「こども未来戦略」と連携した本市独自の「おおぶこども輝く未来応援八策」に基づくこども・子育て施策を始め、公園・緑道などの「潤いのある都市空間の整備」、長期欠席者の総合的な支援計画である「おおぶレインボープランの推進」、深刻さを増す気候変動の解決に向けた「2050年カーボンニュートラルの実現」、市民の長年の悲願である「大府警察署(仮称)の早期かつ確実な建設」、バイオリンを中心とした「音楽によるまちづくりの推進」に関連する取り組みについて、重点的に実施します。
 団塊の世代が、全て75歳以上の後期高齢者となる2025(令和7)年が目前に迫る今、「健康都市おおぶ」の実現に向けた取り組みを一層加速させるため、市民の健康相談や介護予防事業を実施するとともに、幅広い世代の市民が交流できるスペースを有する新たな「健康増進・交流拠点」の整備をはじめ、認知症の診断に要する医療費を公費で負担する認知症診断助成制度「大府もの忘れ検診」の創設、85歳以上の高齢者を対象としたタクシー料金の助成などの取り組みを実施します。

1.こころもからだも元気に過ごせるまち

新たな健康増進・交流拠点の整備 4117万円

 市民の健康増進や多世代交流の場となる健康増進・交流拠点について、おおぶレインボープランに基づく長期欠席の支援拠点となる第二教育支援センターを併設した複合施設として新たに整備します。

音楽によるまちづくりの推進 948万円

 市出身の音楽家である竹澤恭子さん・佐藤桂菜さん・進藤実優さんによる中学校訪問コンサートなどを開催するとともに、小学生から高校生までを対象とした大府ジュニア弦楽団を設立し、プロの演奏家の指導を受けられる機会を提供します。

大府もの忘れ検診の創設 261万円

 認知症を早期に発見し、適切な治療やサポートにつなげることにより、認知症に対する市民の不安の解消を図るため、認知症の診断に必要となる認知機能検査に係る医療費を助成する制度を創設します。

2.地域で助け合えるまち

地域活動支援センターの開設 2000万円

 障がい者やひきこもりの方の創作的活動の機会の提供や社会との交流の促進のため、社会福祉法人への委託により運営する地域活動支援センターについて、市内では2カ所目となる新たなセンターを北崎町二丁目に開設します。

高齢者の移動支援の充実 573万円

 高齢者の社会参加を促進するとともに、移動に係る経済的負担を軽減するため、85歳以上の方のタクシー初乗り料金を助成します。外出が困難な高齢者を支援するため、社会福祉法人所有の車両を活用した移動支援モデル事業の経費を補助します。

障がい者の芸術活動の支援 171万円

 アローブを会場に、美術作品の展示や舞台発表、ワークショップなどを行う障がい者アート展「パラアートおおぶ2024」を開催します。

3.支え合い学び合うまち

都市間交流の推進 501万円

 姉妹都市提携30周年を記念したポート・フィリップ市の本市への公式訪問に合わせて、写真展の開催などの記念事業を実施するとともに、大韓民国・洪城郡の青少年の受け入れやダンスイベントなどの交流事業を行います。

若者の出会いの機会の提供 44万円

 少子化の要因の一つとされる未婚化・晩婚化への対策として、若者が自らの将来について考えるとともに、若者同士の出会いの機会を提供するため、婚活サービスを運営する民間企業と連携したセミナーを開催します。

4.環境にやさしい持続可能なまち

プラスチック資源のリサイクルの推進 14万円

 令和5年12月から官民連携で実施している電気・電池で動くおもちゃのリサイクル回収プロジェクトについて、モデル事業の成果を踏まえ、市の事業として公共施設での回収を継続して実施します。

リサイクルガラス砂の活用 500万円

 廃棄・埋め立て処分されることの多い色付きのガラス瓶などを粉砕・加工して製造されるリサイクルガラス砂について、透水性・防草効果に優れる特徴を生かし、公共施設・公園などの防草対策に活用します。

5.安心安全に暮らせるまち

消防車両・消防分団車両の更新 4925万円

 消防、救急・救助活動に万全を期すため、高度救命処置用資機材を積載する高規格救急自動車を更新するとともに、森岡分団車両を小型動力ポンプ付積載車へ更新します。

大府警察署(仮称)の早期建設の推進 1億81万円

 大府警察署(仮称)の確実かつ早期の建設に向け、県の取り組みに引き続き全面的に協力するとともに、警察署候補地の造成工事や保育園の移転などの必要な環境整備を行います。

6.快適で便利な都市空間が整うまち

都市公園の整備 2億48万円

 二ツ池公園に隣接する里山林を自然豊かな公園として整備するとともに、旧吉田保育園跡地を市の木であるサクラを楽しめる公園として整備します。大府みどり公園の来園者の増加に対応するため、駐車場の整備を計画的に進めます。

幹線道路の整備・補助幹線道路の改良 6億8734万円

 安全で快適な道路ネットワークを構築するため、養父森岡線・荒池長草線などの整備を行います。国道155号の4車線化に伴う迂回路対策や知多半島道路と伊勢湾岸自動車道を連結する大府西連結路の整備に伴う付替市道の用地買収を行います。

7.子どもが輝くまち

学校給食費の保護者負担の軽減 2億124万円 

 小・中学校の給食の質と量を確保しつつ、給食費に係る保護者負担の軽減を図るため、中学校では生徒約2,800人分の給食費を無償化するとともに、小学校では児童約5,700人分の給食費を据え置きとし、増額分を公費で負担します。

木材の利用や木育の推進 1億2461万円

 長野県王滝村・木曽町産の木材を活用し、大府児童老人福祉センターの浴室を多世代が交流できる木質空間に改修します。市子ども会連絡協議会と連携し、こどもたちが楽しみながら良質な木に触れ合える木育イベントを開催します。

こどもの学びの支援の充実 472万円 

 こどもの就学などに係る経済的支援の充実を図るため、低所得の子育て世帯を対象とした学習塾の利用助成について、新たに中学2年生のこどものいる世帯を対象に追加するとともに、就学援助の対象となる所得基準を緩和します。

8.活力とにぎわいがあふれるまち

環境にやさしい農業の推進 1355万円

 有機農業実施計画の策定をはじめ、有機農業の担い手の育成や市民団体との協働による有機農産物の利用促進、有機農産物を活用した加工品の開発支援など、地域ぐるみで有機農業に取り組む産地(オーガニックビレッジ)の創出を目指します。

地場農産物のブランド力の向上 560万円

地場農産物の販路拡大・利用促進に必要な設備の購入に係る費用のほか、ブドウ・ナシなどの果樹の苗木の購入や地場農産物の販売促進のためのPRイベントなどに係る費用を補助します。

9.まちづくりを支える持続可能な行政経営

行政手続のDX化の推進 470万円

 行政手続に係る市民の利便性の向上を図るため、所得課税証明書・納税証明書の発行について、ぴったりサービスを活用した電子申請を開始するとともに、窓口における書類の記入に係る負担軽減を図るため、申請書作成支援システムを導入します。

令和6年度予算書

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企画政策部 法務財政課
電話:0562-45-6252
ファクス:0562-47-7320
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