令和5年度当初予算

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ページ番号1026645 

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「いつまでも 住み続けたい サスティナブル健康都市おおぶ」の実現を目指して

 令和5年度は、まちづくりの指針である第6次大府市総合計画の4年目にあたり、ウィズコロナを踏まえ、総合計画に掲げる施策や関連する個別計画に掲げる事業を計画的かつ着実に推進しつつ、市民の皆様とのお約束である市長マニフェスト「7つの重点政策」を達成するための予算を編成しました。

令和5年度の主要な事業

 令和5年度予算では、特に、全世代型社会保障の観点から、高齢者・子ども・若者・子育て世代を含む、あらゆる世代を幅広く支援するための『人への投資』をはじめ、市の未来に向けた投資となる、『グリーン・デジタル分野』『市民球場の整備』『バイオリンの里の実現』に関連する取り組みについて、重点的に実施します。
 感染症法上の位置付けが見直されることとなった新型コロナウイルス感染症への対応については、引き続き感染の拡大防止を図りつつ、市民活動や経済活動との両立を進めるとともに、ワクチン接種については、国の動向を注視しつつ、必要に応じて補正予算を編成して迅速に対応いたします。喫緊の課題であるエネルギー価格・物価高騰への対応については、保育園や小・中学校における給食材料費の高騰に係る費用を支援するとともに、農業者や中小企業などに対する支援を継続します。

1.こころもからだも元気に過ごせるまち

こども家庭センターの設置 1億1773万円

 子育て世代包括支援センターと子ども家庭総合支援拠点の機能を一体化した、全ての妊産婦・子育て世帯・子どもの包括的な相談支援拠点となる「こども家庭センター」を保健センター内に設置するため、必要な改修工事などを行います。

バイオリンの里・大府の実現に向けた取り組みの推進 1035万円

 公益社団法人才能教育研究会(スズキ・メソード)との共催によるコンサートを開催します。鈴木政吉や鈴木バイオリンの歴史 を後世に伝承するための資料を収集・保存するとともに、歴史民俗資料館内に常設の展示コーナーを設置します。

大府市民球場の整備 12億243万円

 令和6年4月からの本格的な供用開始に向け、新スポーツ施設整備検討委員会や試用期間中の利用者からの意見を踏まえ、観客席や防球ネットなどの整備工事を行うとともに、運用方法の検討を進めます。

2.地域で助け合えるまち

ヤングケアラー支援モデル事業の実施 734万円

 ヤングケアラーを支援するため、県の委託を受け、支援コーディネーターの配置や相談窓口の設置などの事業を実施します。新たに、住民向けの研修会や支援者向けガイドブックの作成・配布、当事者同士が交流できるサロンの開催などを行います。

平和事業の推進 176万円

 戦争の悲惨さや平和の大切さを市民と共に考え、次の世代へと継承するため、広島で起きた出来事を題材とした平和映画祭やパネル展を行います。中学生平和大使については、広島と沖縄の2都市へ派遣します。

いきいき幸齢者フェスタの開催 318万円

 高齢者の社会参加や生きがいづくりを促進するため、75 歳以上の高齢者を対象に、敬老に関する表彰式や来場者が参加できるアトラクションなどを行う「いきいき幸齢者フェスタ」を開催します。

3.支え合い学び合うまち

ポート・フィリップ市との姉妹都市提携 30 周年記念事業の実施 597万円

 市とポート・フィリップ市との姉妹都市提携が30周年を迎えることを記念し、ポート・フィリップ市へ訪問団を派遣するとともに、ミモザの記念植樹、記念誌の発行、写真展の開催などの記念事業を実施します。

大韓民国洪城郡との都市間交流の推進 297万円

 市も加盟する健康都市連合の加盟団体であり、以前から交流のある大韓民国洪城郡との都市間交流をさらに深めるため、洪城郡からの訪問団の受け入れやK-POP高校への高校生の派遣、両都市で開催される映画祭での作品交流などの交流事業を行います。

4.環境にやさしい持続可能なまち

プラスチック資源の一括回収の実施 9433万円

 令和4年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」に基づき、プラスチックごみのリサイクルを更に促進するため、4月から 容器包装プラスチックに加え、これまで燃やせるごみとして焼却処理していた製品プラスチックを同じ袋で回収する「プラスチック資源の一括回収」を開始します。

EV等の充給電設備の購入に係る補助制度の創設 50万円

 ゼロカーボンシティの実現に向けた新たな取り組みとして、再生可能エネルギーの導入を加速するとともに、災害時のレジリエンスの向上を図るため、電気自動車などの充給電設備の購入に係る補助制度を創設します。

5.安心安全に暮らせるまち

県と連携した浸水対策の推進 4503万円

 県が実施する五ヶ村川の排水機場整備に併せ、南島排水区の雨水管渠を整備することにより、朝日町と大東町地内の治水安全度の向上を図ります。

交通安全対策の推進 1114万円

 生活道路における交通安全対策を推進するため、知多半島内の自治体では初めて、警察による最高速度時速30キロの交通規制に加え、ハンプやスムーズ横断歩道などの物理的デバイスを設置する「ゾーン30プラス」を北山地区と桃山地区の2地区に整備します。

6.快適で便利な都市空間が整うまち

竹林・里山林の整備 1億6527万円

 あいち森と緑づくり事業の交付金を活用し、都市に残された緑の保全・活用を推進するため、矢戸川緑道に隣接する竹林の小径について、散策路や駐車場の整備工事を行います。二ツ池公園周辺の里山林の整備に向け、必要な用地の取得を計画的に進めます。

安全で快適な道路ネットワークの構築 7億4359万円

 安全で快適な道路ネットワークを構築するため、県道横根大府線、都市計画道路養父森岡線などの幹線道路の整備や、市道共和駅東線、市道4178号線、梶田町三丁目交差点などの補助幹線道路の改良を行います。

7.子どもが輝くまち

子育て世帯に対する物価高騰支援 8593万円

 物価やエネルギー価格などの高騰に直面する子育て世帯を支援するとともに、子どもたちが食べる給食の質や量を確保するため、公立保育園や小・中学校の給食に係る食材料費の高騰分を公費で負担し、私立保育園などに対して食材料費の高騰分に係る費用を補助します。

安心して出産・子育てができる環境の整備 1億4271万円 

 子どもたちの未来を力強く応援するため、妊娠期からの切れ目のない一貫した伴走型の相談支援を行うほか、妊娠時・出産時に各5万円を支給する「こども未来応援金」について、市独自に出産時の支給額を10万円に拡充します。

子どもの学びの支援の充実 1297万円 

 家庭の事情などにより子どもたちの学びの機会が損なわれることのないよう、児童扶養手当の受給世帯や住民税非課税世帯を対象に、中学3年生の子どもの学習塾利用に係る費用を新たに助成します。さらに、奨学金の支給額を月額1万5千円から1万6千円に拡充します。

8.活力とにぎわいがあふれるまち

循環バスの利便性向上 1億6038万円

 循環バスの利便性のさらなる向上を図るため、EVバスを1台増車し、中央コースに導入するとともに、東コースに国立長寿医療研究センターへの直行便を新設する路線改正を行います。循環バスの運賃の支払いにキャッシュレス決済(交通系ICカード決済)を導入します。

観光事業の推進 1030万円

 あいち健康の森公園で行われる花火大会や大倉公園つつじまつり、バイオリン演奏を中心とした音楽イベントなど、市の地域資源を生かした観光イベントの開催を支援します。

9.まちづくりを支える持続可能な行政経営

シティプロモーションの充実強化 27万円

 市の魅力を市内外へ効果的に発信するため、令和4年度に決定したビジュアルプロモーションマークを活用した統一的なブランド展開を実施するとともに、市や市民が保有する写真をオープンデータとして利用できるサービス「オープンフォト」を試行的に導入します。

令和5年度予算書

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企画政策部 法務財政課
電話:0562-45-6252
ファクス:0562-47-7320
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