エキノコックス感染に注意しましょう

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ページ番号1020912  更新日 2021年12月6日

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野犬におけるエキノコックス症の発生について

 平成26年4月に阿久比町で捕獲された野犬1頭からエキノコックスが検出され、犬のエキノコックス症と診断されました。

 愛知県では、県内のエキノコックス感染状況を把握するため、平成26年6月から捕獲された野犬等を対象にエキノコックス症に係る調査を実施しています。

 当該調査では、平成29年に阿久比町、南知多町、平成30年に知多市でそれぞれ捕獲された3頭の野犬においてエキノコックスの陽性が確認され、令和3年2月までに合計8例のエキノコックス陽性犬が確認されていますが、本市ではこれまでエキノコックス感染が判明したケースはありません。

エキノコックスの人への感染について

 エキノコックスとは、もともと北海道のキタキツネにいる寄生虫の名前で、エキノコックスに感染したキツネや犬の糞便に含まれる虫卵を山菜や沢の水等を介して人が偶発的に飲み込むことで感染します。

人がエキノコックスに感染すると、幼虫が肝臓に寄生し、肝不全などの障害を引き起こすことがありますが、人から人への感染はありませんまた、適切に予防すれば、人への感染を心配する必要はありません

感染予防方法

 感染経路は、虫卵を手指、食物、水などを介して体内に入れることによる経口感染です。

 感染予防のため、野山に出かけて帰ったときはよく手を洗い、犬などとの接触や虫卵に汚染した可能性のある水、山菜などの摂取を避けましょう

  • 野山に出かけ、帰ったときはよく手を洗う。
  • 野犬や野生動物にはむやみに触れない。触れた場合は、よく手を洗う。
  • 衣服や靴についた泥はよく落とす。
  • 沢や川の生水は飲まない。
  • 山菜や野菜、果物等はよく洗ってから食べる。
  • 犬の放し飼いをしない。犬の糞便は適切に処理する。

 野犬やキツネ等の野生動物に接触したことがある方、野ネズミを食べたことがある犬の飼い主の方など、エキノコックスの感染に心配な方は、かかりつけの医療機関や保健所にご相談ください。

 また、飼っている犬へのエキノコックスの感染が心配なときは、かかりつけの獣医師や動物愛護センターにご相談ください。

 愛知県 半田保健所      0569-21-3341

 愛知県動物愛護センター知多支所      0569-21-5567

このページに関するお問い合わせ

市民協働部 環境課
環境衛生係 電話:0562-45-6223
環境政策係 電話:0562-85-5335
ファクス:0562-47-9996
市民協働部 環境課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。