RSウイルス任意予防接種の助成

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ページ番号1035910  更新日 2025年7月3日

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2025年8月1日(金曜)以降の接種が助成制度の対象となります。また、接種日時点で、妊娠24週0日から36週6日までに該当する妊婦の方、60歳以上の慢性疾患等で治療中の方が対象者となります。

この予防接種は、予防接種法に基づかない任意の予防接種となります。予防接種による効果や副反応、救済制度などについて理解したうえで、接種をしてください。

RSウイルス感染症とは

RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器感染症です。2歳までにほぼすべての乳幼児が感染するとされており、初感染の場合、発熱、鼻汁等の症状が出現し、うち約20~30%で細気管支炎や肺炎等の症状が出現するとされます。
また初感染後も生涯にわたって何度も感染と発症を繰り返すため、乳幼児だけでなく成人、特に高齢者にも影響を及ぼす可能性があります。高齢者では、加齢に伴う免疫機能低下等のため重症化リスクが高く、基礎疾患のある高齢者ではより重症化するリスクが高くなるといわれています。

RSウイルスワクチンとは

日本国内に2種類のRSウイルスワクチン(ファイザー社製およびGSK社製)が認可されています。大府市では、24~36週の妊婦に対してはファイザー社製ワクチンの接種を、60歳以上の慢性疾患等で治療中の方に対してGSK社製ワクチンもしくはファイザー社製ワクチンの接種を一部助成しています。

RSウイルスワクチンの安全性

ワクチン接種後、以下のような副反応がみられることがあります。 接種後気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。

主な副反応の発現割合

アブリスボ(ファイザー社)

アレックスビー(GSK社)

妊婦

60歳以上

60歳以上

10%以上

注射部位の疼痛 注射部位の疼痛 注射部位の疼痛

1~10%未満

注射部位の紅斑・腫脹 注射部位の紅斑・腫脹 注射部位の紅斑・腫脹、頭痛、疲労、発熱

1%未満

  過敏症 過敏症反応(発疹等)、鼻漏、そう痒感、悪心、腹痛、筋肉痛、関節痛、リンパ節症、疼痛、倦怠感、悪寒

 

助成内容

24~36週の妊婦

アブリスボ 1回あたり10,000円を助成

60歳以上の慢性疾患等(※)で治療中の方

アレックスビーもしくはアブリスボのどちらか選択 1回あたり10,000円を助成

※慢性肺疾患、慢性心血管疾患、慢性腎臓病または慢性肝疾患、糖尿病、神経疾患または神経筋疾患、その他主治医が必要と判断した疾患

※生活保護世帯および中国残留邦人などに対する支援給付受給世帯の方は、アブリスボは1回30,000円、アレックスビーは1回25,000円を上限として接種にかかった費用を助成します。事前に保健センターで申請が必要です。

助成の受け方

2025年7月25日(金曜)から、申請受付開始です。また、2025年8月1日(金曜)以降に接種される方が助成制度の対象となります。

接種前の申請

必ず接種前に保健センターへ申請してください。接種後の払い戻しは行っておりません。

1.予防接種を受ける前に、大府市保健センター窓口で申請し、予診票を受け取ります。
<接種日時点で妊娠24週0日~36週6日の妊婦>
予防接種を受ける前に、母子健康手帳をご持参の上、大府市保健センター窓口で予診票を受け取ってください。
※申請前に、健康状態をよく知っているかかりつけ主治医へ接種の可否を相談してください。

<接種日時点で60歳以上の慢性疾患等で治療中の方>
予防接種を受ける前に、治療状況が確認できるもの(診療明細書、お薬手帳など)をご持参の上、大府市保健センター窓口で予診票を受け取ってください。
※申請前に、健康状態をよく知っているかかりつけ主治医へ接種の可否を相談してください。

接種を受ける

2.かかりつけ医療機関もしくは市内指定医療機関に予約をします。

3.予診票、接種費用(医療機関により接種用が異なります)、マイナ保険証など健康保険の加入が分かるものを持参し、医療機関に行きます。

※妊婦の方は、今回の妊娠時に交付された母子健康手帳を医療機関に持参し、予防接種の記録(5)その他の予防接種の欄に、今回接種したRSウイルスワクチンの接種証明を受けてください。

接種後の流れ

4.(接種を受けた医療機関が市内の場合)接種後、医療機関が設定した金額から助成金額を差し引いた金額を支払います。

5.(接種を受けた医療機関が市外の場合)接種後、接種費用全額を医療機関へ支払います。接種で使用した予診票と接種費用の分かる領収書、請求書をご持参の上、大府市保健センター窓口で助成金額分の払い戻し手続きをします。

RSウイルスワクチンを妊娠中に接種した方へ

乳児のRSウイルス感染症の予防には、RSウイルスワクチン(アブリスボ)接種に加えて、出生後に乳児に抗体薬(RSウイルスに対する抗体製剤)を投与する方法もあります。しかし、妊娠24~36週にRSウイルスワクチン(アブリスボ)接種を行った場合、抗体薬を出生直後に投与することは原則的に行いません。これからが重複した場合の副作用などは明らかになっていません。

出産後、乳児がRSウイルス感染症にり患し、医療機関へ受診する際には、母子健康手帳のRSウイルスワクチンの接種記録をご提示ください。

2025年度 市内指定医療機関

病院名 所在地 電話

妊婦

アブリスボ

60歳以上

アブリスボ

60歳以上

アレックスビー

あおぞらファミリークリニック

吉田町半ノ木45-1

85-1510

-

-

いきいき在宅クリニック

森岡町六丁目77-1

85-9879

-

-

いしがせ内科・外科クリニック

森岡町一丁目188

44-6711

-

いまむらクリニック

共和町七丁目68-3

45-5565

いみずクリニック

長根町一丁目83-3

47-0132

-

おおぶ糖尿病・甲状腺クリニック

柊山町一丁目175-1 1階

46-7400

-

大府ファミリークリニック

柊山町一丁目3

48-6661

おくむら内科眼科クリニック

森岡町五丁目11

48-0123

加藤内科・胃腸科

中央町六丁目91

46-8900

-

木村皮フ科

長根町四丁目120

47-2730

-

久野内科医院

北崎町内田面26

48-4061

-

河野小児科内科

森岡町二丁目398

48-7787

-

-

児玉クリニック

若草町二丁目102

080-8718-2420

産院いしがせの森

森岡町一丁目193

44-4131

-

-

順和クリニック

東新町三丁目1-2

46-5677

-

つかむら医院

東新町二丁目258

48-0088

-

てらだ内科クリニック

横根町名高山24

57-3900

中村耳鼻咽喉科

半月町二丁目1-1

48-8739

なだか山クリニック

横根町名高山5-26

46-7566

早川クリニック

東新町二丁目140 2階

47-0993

柊ヒルズ内科クリニック

柊山町七丁目50

44-8188

-

-

柊みみはなのどクリニック

柊山町三丁目315

46-3341

ひこさかクリニック

共西町一丁目344

46-8055

-

-

平野内科

月見町三丁目129

46-0030

-

広川レディスクリニック

一屋町四丁目88

44-1188

-

-

みつばクリニック

共栄町六丁目475

44-0008

-

みどりの森クリニック

江端町五丁目174

46-1580

村瀬医院

中央町二丁目100

46-2012

-

めいせい志賀クリニック

明成町二丁目280-1

45-5959

やすい内科

桜木町二丁目192

44-6521

 

任意予防接種における健康被害の救済措置について

RSウイルス予防接種は任意接種になります。接種により健康被害が生じた場合の補償は、独立行政法人医薬品医療機器機構法に基づく救済となります。

このページに関するお問い合わせ

健康未来部 健康増進課(保健センター内)
保健センター 電話:0562-47-8000
こども家庭センター 電話:0562-57-0219
ファクス:0562-48-6667
保健センターへのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

こども家庭センターへのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。