コラム119 7月号(令和3年)
7月号の「コラム119」では、防火水槽について紹介します。
はじめに
火災などの災害が発生した場合に使用する消防水利には、主に消火栓・防火水槽・プール・河川・池があります。
その中で今回は、防火水槽(ぼうかすいそう)について紹介します。
防火水槽とは
防火水槽について
防火水槽とは、水を貯めておく設備のことをいいます。構造はとてもシンプルで水を貯める水槽が主に地下に設置されています。
防火水槽には約40トンの水が貯めてあります。
そして、この水を消防車のポンプによって吸い上げ、ホースから水を出して火を消すことができます。
地震などの大規模災害が発生した場合に消火栓の配管が壊れ使用できなくなることも予想されます。そんなときに活躍するのが、防火水槽です。
防火水槽の標識
防火水槽があることを示す標識
防火水槽のふた
防火水槽のふた マンホールに防火水槽と書いてあります
大府市内の防火水槽
防火水槽の数
大府市内には184カ所の防火水槽があります。
毎年、消防職員が異状がないか点検して維持管理しています。
飲料水兼用の耐震性貯水槽
飲料水としても使用することができる耐震性の貯水槽(100トン)が市内には大府中学校、大峯公園、神明公園の3カ所に設置しています。
お願い
防火水槽などの消防水利は、災害時に欠かすことのできない重要な設備です。
火災等の災害発生時に防火水槽や消火栓付近に駐車車両があると活動に支障がでてしまいます。
安全・迅速に活動ができるように、ご理解とご協力お願いします。
このページに関するお問い合わせ
消防本部 消防署
電話:0562-47-2136
ファクス:0562-47-2398
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