コラム119 10月号(令和3年)
10月号の「コラム119」では、消防用ホースの巻き方について紹介します。
3種類のホースの巻き方を紹介します。
消防車にはホースが積載されています。ホースは火災時において火を消すために使用する必要不可欠な資機材になります。
ホースの収納方法や巻き方は数多くありますが、その中でも代表的な3種類の巻き方について紹介します。その巻き方とは、二重巻き、狭所巻き、島田折りの3種類です。
二重巻き
二重巻きは、ホースを真ん中で半分に折り曲げて巻く方法です。
障害物のない場所や広いスペースがあれば、素早くホースを延ばすことができます。
狭所巻き
狭所巻きは、ホースを中心から輪を作るようにぐるぐると巻きます。狭い場所でもホースを展開できることが特徴になります。
移動しやすい長所を生かし、火災では玄関やドアの前に狭所巻きを準備して屋内進入していきます。
島田折り
島田折りは、ホースをじゃばら状に折り曲げて重ねたものです。島田折りは、二重巻きでは延ばすことが難しい階段や障害物が多い場所でもホースを延ばすことができます。抱えながら延ばしていくため思い通りにホースを延ばすことができます。
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