1.加齢に伴う疾患全般に関する我が国最大の研究拠点

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ページ番号1006000  更新日 2018年10月30日

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健康・長寿の一大研究拠点

1.加齢に伴う疾患全般に関する我が国最大の研究拠点

 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター以下、「NCGG」と表記。)は、全国6カ所の国立高度専門医療研究センターの一つとして、認知症 ※1、フレイル ※2、ロコモティブシンドローム ※3、サルコペニア ※4を始めとした加齢に伴う疾患に関する総合的な研究と、最先端の研究成果を活用した診療を行っています。

  • NCGG 研究所
    加齢に伴う疾患の基礎研究を主軸としつつも、これらの疾患や病態の診断法、予防法、治療法の開発を推進しています。
  • NCGG 病院
    老年医学や老年学の研究成果を臨床に活かした高度な医療を提供しています。
    • ロコモフレイルセンター
      ロコモディブシンドローム(ロコモ)、フレイル、サルコペニアという3つの状態を包括的に捉え、多職種(医師、看護師、管理栄養士、理学療法士、薬剤師、臨床研究コーディネーター)が連携して、適切な評価・診断と運動機能、生活機能、認知機能の維持改善を検討する、世界初の総合診療システムを採用しています。
  • NCGG 老年学・社会科学研究センター
    「社会参加」、「自立支援」、「社会支援」、「社会福祉」、「在宅医療」、「地域包括ケアシステム ※5」などを主なキーワードとして、高齢者が長年暮らした地域や自宅で自立して安心に暮らせる方策を構築することを目的に、高齢者に関わる施策や法制度、さらには経済的視点も含めた広汎な問題解決型の実証研究を推進しています。
    • 予防老年学研究部
      運動、栄養、知的活動、社会活動などの非薬物療法を用い、認知症や身体虚弱化の予防などに対する効果を科学的に検証しています。また、これらの知見をもとに、認知症や要介護認定発生率を低減させるための効果的な介護予防プログラムを開発しています。
    • NILS-LSA活用研究室
      1997年からNCGGで実施している老化・老年病予防を目的とした長期縦断疫学研究「NILS-LSA」のデータを運用し、解析結果を広く活用した老化・老年病予防の研究を行っています。
    • 老年学評価研究部
      NCGGでは、健康長寿社会をめざした政策の科学的な基盤づくりを目標とする「日本老年学的評価研究(Japan Gerontological Evaluation Study, JAGES)プロジェクト」の事務局の一端を担っています。
    • 日本老年学的評価研究(JAGES)
  • NCGG メディカルゲノムセンター
    遺伝子情報を基盤とした診断・治療・予防をおこなうゲノム医療 ※6の推進基盤として設置されています。認知症や関節疾患などで当病院を受診された方々から提供いただいた生体試料(検体)を保存するバイオバンク ※7、検体の遺伝子解析等を進める臨床ゲノム解析推進部、解析情報と診療情報を連結匿名化して管理するデータ管理部の三部が置かれ、それらが相互に連携してゲノム医療の推進に取り組んでいます。
    • バイオバンク

用語解説

  1. 認知症:後天的な脳の器質的障害により、正常な認知機能が低下した状態。症状には、記憶障害、見当識障害、認知機能障害などの「中核症状」と、幻覚、妄想、徘徊、異常な食行動、睡眠障害、抑うつと不安、焦燥、暴言・暴力などの「BPSD(行動・心理障害)」がある。
  2. フレイル:加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態。健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味する。
  3. ロコモティブシンドローム:運動器の障害によって、移動機能の低下をきたした状態。移動機能とは歩行、立ち座りなどの移動に関わる機能で、進行すると介護が必要になるリスクが高くなる。
  4. サルコペニア:高齢期にみられる骨格筋量の低下と筋力もしくは身体機能(歩行速度など)の低下を来した状態。
  5. 地域包括ケアシステム:重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されている状態。厚生労働省が主導し、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に全国で構築が進められている。
  6. ゲノム医療:ゲノムとは、遺伝子「gene」とすべてを意味する「-ome」を合わせた造語で、DNAに含まれる遺伝情報全体を指す。ゲノム医療では、ゲノム情報を網羅的に調べ、その結果をもとに、より効率的・効果的に病気の診断・治療などを行う。
  7. バイオバンク:医学研究のためのヒト由来の試料・情報の収集保管施設。収集した試料と付随する診療情報は、ヒトの疾患の原因究明や新薬開発の研究基盤として医学系研究者に配布(分譲)される。

このページに関するお問い合わせ

企画政策部 健康都市推進局 ウェルネスバレー推進課
電話:0562-45-6255
ファクス:0562-47-7320
企画政策部 健康都市推進局 ウェルネスバレー推進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。