医療介護の専門職間で高齢者の情報を共有し、二次性骨折を予防する事業を開始しました

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1029353  更新日 2023年11月27日

印刷大きな文字で印刷

令和5年11月27日発表のプレスリリースです。

 大府市は、愛知県が進めるスマートシティモデル事業に、国立長寿医療研究センター、株式会社インターネットイニシアティブと共同で、「おぶちゃん連絡帳※1(電子@連絡帳)を活用した市民と医療介護専門職間の二次性骨折予防」を提案し、令和5年8月7日に選定されました。
 運動機能の低下による骨折や、一度骨折された方の二次性骨折により、要介護・要支援認定を受ける高齢者の数が増加傾向にあります。市は、医療介護専門職の情報連携ツールのおぶちゃん連絡帳を利用して、国立長寿医療研究センターの協力のもと、「二次性骨折予防(FLS※2)」を地域の医療介護専門職と情報共有・連携し、市民の継続的な骨折予防につなげます。

※1 市内在宅療養者を支援するため、医療・介護などの在宅療養に関わる情報を専門職間でネットワークを構築し、連携を図る情報共有のためのツールのこと。
※2 医療介護の専門職の連携により、脆弱性骨折患者に対する骨粗鬆症治療開始率及び治療継続率を上げるとともに、リハビリテーションの視点から転倒予防の実践により二次骨折を防ぐ取組。

おぶちゃん連絡帳を活用した二次性骨折予防事業への取組の概要

現状・課題
  • 骨粗鬆症を持つ高齢者は、骨がもろくなり大腿骨の付け根等にわずかな外力が加わっただけでも骨折します。
  • 一度骨折を起こした高齢者の二次骨折のリスクは高くなります。
  • 二次性骨折予防には服薬管理及び転倒予防の管理をし、計画的・継続的な治療をする必要がありますが、高齢者の患者本人が過去の治療などについて医療介護専門職に説明することは困難であり、治療の継続に結び付いていません。
対象

運動機能の低下・加齢による筋肉量が低下している高齢者のうち、国立長寿医療研究センターで大腿骨近位部骨折の治療を受け、退院した患者の約50人

実施体制
大府市・国立長寿医療研究センター・株式会社インターネットイニシアティブ
期間
令和6年3月22日(金曜)まで
内容

医療介護専門職の情報連携ツールである「おぶちゃん連絡帳」により、急性期病院(国立長寿医療研究センター)と地域の医療介護専門職が患者の退院情報・治療経過の情報を共有する。また、おぶちゃん連絡帳の「ここのーと※3」機能を活用することで、患者本人や家族が生活環境の情報を医療介護専門職に提供することができるため、切れ目のないケアを提供し、二次性骨折予防に取り組む。

※3 医療介護専門職の情報連携ツールであるおぶちゃん連絡帳に患者本人、家族が参加することができる内部機能のこと。患者の在宅生活の状況を本人や家族がメッセージ・写真・動画を用いて専門職と情報の共有をすることで患者の不安軽減、より円滑な多職種での連携を図ることができる。

事業費

6,930,000円

  • 医療介護専門職向け操作研修会、患者・家族向け操作研修会、電子@連絡帳オプション提供などに係る事業費

 プレスリリースに掲載された内容およびお問い合わせ先は発表現在のものです。その後、予告なしに変更される場合がありますのでご了承ください。

このページに関するお問い合わせ

福祉部 高齢障がい支援課
高齢福祉係 電話:0562-45-6289
障がい福祉係 電話:0562-85-3558
ファクス:0562-47-3150
福祉部 高齢障がい支援課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

総務部 デジタル戦略室
電話:0562-45-6253 
ファクス:0562-47-7320
総務部 デジタル戦略室へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。