大府の地理
大府の地理
大府市域は、知多半島の基部に位置し、標高が50メートルを越えないゆるやかな丘陵地と河川によって運ばれた土砂が堆積する沖積地から形成されています。丘陵地を縫うように流れる河川の多くは短く、鞍流瀬川や石ヶ瀬川などほとんどが衣ケ浦(現:衣浦湾)に注ぐ境川水系域ですが、唯一共和町木ノ山地区から流れる大高川は、伊勢湾に注ぐ天白川水系域です。
このような地形的特徴において、丘陵地の外縁には縄文貝塚があり、惣作遺跡からは製塩に関する土器が出土されています。伊勢湾台風(昭和34年)・東海豪雨(平成12年)の時に冠水した地域が沖積地であったことから、丘陵地以外には海が現在よりかなり奥まで入り込んでいたことが想定されます。
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