シャルドネOBU パラアーティストデザインボトルプロジェクト

ページ番号1025234　更新日 2022年12月23日

パラアーティストデザインボトルプロジェクトとは

　地域の企業や生産者、障がい福祉施設がアートをきっかけに繋がりを深め、大府産シャルドネ（白ワイン）のラベルデザインの制作を通して、ワインの付加価値を高め、地域の活性化を図ると共に障がいのある方の経済的な自立や社会参加を応援するものです。令和4年8月に企業などがパラアーティストデザインボトルプロジェクトを発足させ、令和4年11月に「シャルドネOBU パラアーティストデザインボトル」が数量限定でリリースされます。大府市は産業と福祉の連携による商品づくりやパラアーティストの絵画募集などの側面支援を行っています。

パラアーティストデザインボトルプロジェクト参加企業等

株式会社ブルーチップ・株式会社ヴェレゾン代表取締役馬場憲之さん
（市内圃場でのシャルドネ栽培・ワイン製造）
有限会社矢田化学工業代表取締役中本和則さん
株式会社Italiana 代表亀山絵美さん
グラフィックデザイナー箕浦希奈さん（ラベルデザイン・ワークショップ講師）
社会福祉法人憩の郷（ワークショップ・ワイナリー見学ツアー企画）

シャルドネOBU パラアーティストデザインボトル

　大府市森岡町地内の農地で栽培された2021年収穫のシャルドネを用いた白ワインのラベルにパラアーティストのアートを採用した限定ボトルです。デザインボトルは、(1)「CIRCLE」と(2)「一滴のしずく」の2種類があります。

シャルドネ2021OBUの概要

原材料／シャルドネ（愛知県大府市産）
製造元／株式会社ヴェレゾン（常滑市大野町1-23）
アルコール分／11％
容量／750ミリリットル　いずれのデザインも中身は同様です。

製造元　常滑ワイナリーのご紹介（外部リンク）

(1) CIRCLE

　市内在住のグラフィックデザイナー箕浦希奈さんがワークショップ講師となり、「太陽」「素直」「苦しい」「新鮮」というテーマで自由な表現方法で「マル」を描きました。参加者19人・100点を超える作品の中からアートを融合させ、「CIRCLE」のデザインボトルが完成しました。

　当事者は事前学習として社会福祉法人憩の郷が主催した市内農地・常滑ワイナリー見学ツアーに参加し、大府産シャルドネの生育状況や製造工程を知ると共に、常滑ワイナリー醸造家・馬場憲之さんのワイン作りの想いに触れ、ラベル制作に活かしました。

ワークショップとワイナリー見学の概要

産業文化まつり展示 — 令和4年10月29日・30日大府市産業文化まつり内で原画展を開催

(2) 一滴のしずく

　「太陽の恵み」・「飾り気のない素直な」というテーマで市内のパラアーティストから作品を公募し、応募作品17点の中から山本みずきさんの「一滴のしずく」が採用されました。
　作者の山本さんはデザインについて「一滴のワインに込められた想いを色や渦で表現しました。試飲すると味はとてもシンプル。飲みやすさやシャルドネのエネルギッシュさを表現しました。馬場さんのワイン作りへの情熱は1本の太い線で表現しています。」と語っています。採用後は、デザイナーと共にラベル編集に参加されました。原画の著作権はワインの製造元の株式会社ヴェレゾンが管理し、作者にはデザイン料が支払われ、障がいのある方の社会参加や経済的自立も応援しています。