大府産シャルドネを使ったワインラベルのデザインを募集！「パラアーティスト・デザインボトルプロジェクト」始動

令和4年8月3日発表のプレスリリースです。

　大府市は、障がいのある方の制作活動を応援し、障がいについての理解をより深めるため、大府産シャルドネを用いた白ワインのラベルデザインにパラアーティストの作品を採用するプロジェクトを開始します。

「パラアーティスト・デザインボトルプロジェクト」の概要

目的

地域の企業や生産者と障がいのある方がアートをきっかけに繋がりをもち、白ワインのラベルデザインの制作を通して、ワインの付加価値を高め、地域の活性化を図ると共に障がいのある方の経済的な自立や社会参加を応援するもの。

内容

パラアーティストデザイン公募、ワークショップ、ワイナリー視察

プロジェクトメンバー

株式会社ブルーチップ 代表取締役　馬場憲之氏
ラベルデザイン・グラフィックデザイナー箕浦 希奈氏（市内在住）
社会福祉法人憩の郷（ワークショップ運営・アート公募協力）
有限会社矢田化学工業　代表取締役　中本和則氏
株式会社Italiana　代表　亀山絵美氏

パラアーティストデザインの公募

テーマ

「太陽のめぐみ」または 「飾り気のない素直な」というテーマで自由な表現でアートを描く。

公募期間

令和4年8月3日（水曜）～8月31日（水曜）

対象

18歳以上で、次のいずれかの方
・大府市に在住・在学・在勤している障がい者
・市内の障害福祉サービス事業所を利用している方

採用予定数

おおむね1点

デザイン料

1点につき1万円

ワークショップ

　ラベルアートデザインの応募に向け、市内のブドウの圃場見学やラベルアートの制作を行います。障がいのある方や支援者10人程度が参加することを見込んでいます。

日時

令和4年8月9日（火曜）・8月19日（金曜）　午後1時30分～午後3時30分

※全2回講座

場所

地域活動支援センターおおぶ（大府市半月町3-293）

講師

グラフィックデザイナー 箕浦 希奈氏（市内在住）

ワイナリー視察

　パラアーティストや支援者が白ワインのラベルデザインの完成に向けて、ワイナリーの視察を行います。生産者との交流により、ワインの生産に対する思いや大府産シャルドネの特性、醸造の工程などを知り、アート制作に生かされることを期待しています。

日時

令和4年8月10日（水曜） 午後1時30分～午後2時30分

場所

農家レストラン サンセットウォーカーヒル（常滑市金山上白田130）
常滑ワイナリーネイバーフッド（同上）

説明

株式会社ブルーチップ 代表取締役 馬場憲之氏

今後の主なスケジュール

令和4年8月	デザイン公募・ワークショップ・ワイナリー視察
令和4年8月	デザイン選考・ラベルデザイン制作
令和4年10月	瓶詰め・ラベリング
令和4年11月	販売開始（予定） ※大府市ふるさと納税返礼品、市内店舗小売販売、市内飲食店提供予定

 

【参考】白ワイン「シャルドネ2021（大府）」の概要について

　市内の圃場で株式会社ブルーチップが栽培、常滑ワイナリーネイバーフッドで醸造された白ワインです。太陽のめぐみをたっぷりと浴びたエネルギーあふれるぶどうが特徴です。本ワインのラベルにパラアーティストのデザインを採用します。

【参考】大府市の障がい者アート事業の取り組み

　平成23年2月から4年に1度、障がいのある方のアートや芸術の祭典「パラアートおおぶ」を開催しています。アートの創作や展示を通して障がいのある方の自立や社会参加を応援しています。令和4年4月からは、まちなかでアートを気軽に楽しむ展示会「まちなかパラアートおおぶ」を協力企業や店舗・学校などと連携して開催し、パラアーティストを応援する機運が高まっています。