アインシュタインが鈴木政吉に宛てた手紙のレプリカを公開します

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ページ番号1024195  更新日 2022年8月3日

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令和4年8月3日発表のプレスリリースです。

 大府市は、アインシュタインが鈴木政吉に宛てた手紙のレプリカを公開します。
 1926年(昭和元年)、鈴木政吉はアインシュタインに鈴木バイオリン製造のバイオリンを贈り、アインシュタインは、それに対するお礼を手紙にしたためました。
 手紙は縦28センチメートル×横22センチメートルの便箋に直筆で、鈴木バイオリンへの高い評価や感謝の言葉が美しい筆跡で書かれており、実物は、封筒とともに長く鈴木バイオリン製造株式会社に保存されてきました。
 このたび、鈴木バイオリン製造株式会社本社工場が大府市に移転したことに合わせ、大府市がレプリカを制作し、広く市民に公開することとなりました。

展示公開の概要

日時
令和4年8月9日(火曜)から
場所
大府市歴史民俗資料館 常設展示室にて(大府市桃山町五丁目180-1)

【参考】手紙の日本語訳(鈴木バイオリン製造株式会社 ウェブサイトより)

1926年11月2日
鈴木政吉 様

拝啓

昨日、御令息のお二人に拙宅へおいでいただきました。政吉様の製作なされたバイオリン4本を謹んで拝見いたしました。このうち1本を選出するようにとの事でした。
私宅には、2本のバイオリンがございますが、1本はベルリンの由緒ある製作家により作られたるバイオリンです。私がとても愛好している物です。
この1本と貴台製作のものとすべての点において比較いたしました。
各器をかわるがわる試奏しては、隣室において音色を聞き、どちらのバイオリンが良いかを判断しようと試みたのです。
両令息も私も共に貴器が優秀だという意見に一致いたしました。
この政吉様の力のこもれる御贈品に対して、深く感謝を申し述べますと共に、最優秀なる貴台の芸術に対して驚嘆の念を禁じえません。

アルバート・アインシュタイン

このページに関するお問い合わせ

歴史民俗資料館
電話:0562-48-1809
ファクス:0562-44-0033
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