生ごみ分別収集事業
本市では、大府市バイオマス産業都市構想に基づき、家庭から出る生ごみを分別収集し、バイオガス発電施設でメタン発酵処理によりクリーンエネルギーとして利用する事業の実現可能性を調査研究するため、横根自治区の羽根山組のみなさまにご協力いただき、令和元年10月から12月までの間に生ごみ分別収集を実施しました。
その後、令和2年度は対象地域を拡大し、横根自治区の羽山組、石丸東組、石丸西組で令和2年9月から11月の間で生ごみ分別収集を実施しました。
また、モデル地域の皆様に対して行ったアンケート結果から、分別収集の実施により住民の皆様のごみ(特に生ごみ)を減量しようという意識が向上したことが見て取れ、引き続き事業に参加したいという声も数多く寄せられました。
令和5年10月からは横根自治区全域に加え、北尾自治区にも拡大して継続実施をしています。
概要
指定ごみ袋(黄色)と生ごみ専用ごみ袋(青色)

それぞれ別の収集車で回収をし、黄色のごみ袋はクリーンセンターへ、青色のごみ袋は横根バイオガス発電施設へ搬入されます。
実施結果
年度 |
令和元年度 |
令和2年度 |
令和3年度 |
令和4年度 |
---|---|---|---|---|
対象地域 |
羽根山 |
羽根山 石丸東・石丸西 |
横根全域 |
横根全域 |
収集量 |
1.81t |
4.61t |
52.08t |
56.50t |
生ごみリサイクルの流れ
生ごみ分別の方法
令和5年11月に実施した組成調査の様子
大半が資源として活用のできる調理くずや未利用食品でしたが、一部食品の缶詰や薬のブリスターパックなど不適物が混入していました。
モデル事業参加者の声
(これまでのアンケート結果より一部抜粋)
○慣れてしまえば分別の手間はあまりかからなかった。
○今回の試みはとても良いことだと思った。
○燃やせるゴミを出す頻度が減ったし、分別への意識が高まった。
○冬と比較して夏場はコバエやにおいが気になる。
○カラス対策としてカゴを用意したら効果があった。
○水を良く切ることが虫やにおいの対策になった。
○他の地区にも拡大して実施していくとよい。
このページに関するお問い合わせ
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