おおぶいきもの図鑑 植物
49.クチナシ
- 見やすい季節/夏(花・6月~7月)
- 大府市で見やすい場所/市役所(向畑公園)など
大府市の「市の花」。6~7月に純白でよい香りの花を咲かせる。10~11月ごろに橙色の実をつける。乾燥させた実は食品の着色料や染料として用いられる。
50.クロガネモチ
- 見やすい季節/秋・冬(実・10月~2月)
- 大府市で見やすい場所/大倉公園、大府みどり公園など
大府市の「市の木」。5~6月に薄紫色の花をつけ、秋に真っ赤な実をつける。若枝は紅紫色(鉄色)になっている。同じ仲間でトリモチが取れる緑の枝のモチノキも市内では多い。共和西小学校には黄色の実のクロガネモチがある。
51.スイレン
- 見やすい季節/夏(花・6月~8月)
- 大府市で見やすい場所/白魦池、東山小学校周辺(マス池)など
水生植物。太い根茎をはわせる。6月~8月ごろ、水面上に美しい花を咲かせる。いろいろな園芸品種があり、花の色は白色や黄色、桃色など様々である。
52.サクラ
- 見やすい季節/春(花・3月~4月)
- 大府市で見やすい場所/白魦池、学校、公園など
春の風物詩。サクラは400種類以上ある。よく目にするのはソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオシマザクラ、カワヅザクラ、シダレザクラなど。学校にはソメイヨシノが多数植えられている。
53.ツユクサ
- 見やすい季節/夏(花・6月~9月)
- 大府市で見やすい場所/東山小学校周辺など
畑の端や道端で見かけることの多い雑草。夏に3センチメートルぐらいの青い花をつける。晴れた日は午前中で花を閉じる。市内にはマルバツユクサ、ハカタカラクサ、ヤブミョウガなどのツユクサの仲間が見られる。
【ツユクサ/写真上】
【マルバツユクサ/写真下】
54.ツリガネニンジン
- 見やすい季節/夏・秋(花・8月~10月)
- 大府市で見やすい場所/東山小学校周辺、境川など
8月から10月頃に、薄い紫色のつりがね型の花を咲かせる。草原や管理された川の土手で見られる。高さは1メートルぐらい。春の山菜「トトキ」して知られている。
55.アベマキ
- 見やすい季節/秋(実・9月~10月)
- 大府市で見やすい場所/あいち健康の森公園、大府みどり公園など
ブナ科の落葉高木。クヌギと似ているが、葉の裏に茶色の毛があり、樹皮のコルク層がよく発達する。樹高は20メートルぐらい。秋に丸いドングリができる。知多半島ではクヌギよりアベマキのほうが多い。2年で実になる。
【アベマキのドングリ/写真下】
56.クヌギ
- 見やすい季節/秋(実・10月~11月)
- 大府市で見やすい場所/あいち健康の森公園、大府みどり公園など
ブナ科の落葉高木。葉の裏は緑でつやがある。市内では公園に多く見られる。樹高は20メートルぐらい。樹皮は暗い灰褐色で縦に割れ目ができる。樹液に昆虫がよく集まる。2年で実になる。
【クヌギのドングリ/写真下】
57.コナラ
- 見やすい季節/秋(実・10月~11月)
- 大府市で見やすい場所/二ツ池公園、大倉公園など
ブナ科の落葉高木。樹皮は灰黒色で、縦に割れ目が入る。樹高は20メートルぐらい。花が4~5月に開き、秋に実ができる。ドングリはアベマキ・クヌギに比べて、細くて小さい。1年で実になる。
【コナラのドングリ/写真下】
58.ツブラジイ
- 見やすい季節/秋(実・10月~11月)
- 大府市で見やすい場所/大倉公園など
ブナ科の落葉高木。樹皮は暗褐色でなめらか。ドングリの中では一番小さい丸い実をつける。樹高は25メートルぐらい。5~6月にクリに似た匂いの花をつける。2年で実になり、食べられる。よく似たスダジイが、市内の公園には植えられていることが多い。
【ツブラジイのドングリ/写真下】
59.マツ
- 見やすい季節/一年中
- 大府市で見やすい場所/長草八幡社、大倉公園など
マツ科の針葉樹。アカマツ、クロマツ、アイグロマツなどがある。春に花が咲き、3年ぐらいかけて熟し、マツボックリを落とす。市内では神社に多く見られる。
【マツボックリ/写真下】
60.シャシャンボ
- 見やすい季節/秋(実・11月)
- 大府市で見やすい場所/二ツ池公園、大府みどり公園など
ツツジ科の常葉樹。葉は卵形で、葉裏の主脈に小さなトゲがある。花は7月頃に咲く。実は11月頃に黒く熟し、甘酸っぱく食べられる。ブルーベリーの仲間。
61.イグサ
- 見やすい季節/一年中
- 大府市で見やすい場所/奥池、白魦池など
イグサ科の草。湿地や浅い水中に生える植物。高さは1メートルぐらい。茎は丈夫で、乾くとよい香りがする。畳表やゴザ、帽子、枕の素材として昔から利用されてきた。
62.ガマ
- 見やすい季節/夏・秋(穂・8月~10月)
- 大府市で見やすい場所/奥池、二ツ池公園など
池や沼などの水辺に生える。高さは1メートルぐらい。水中の泥の中に地下茎を伸ばす。夏に茎を伸ばし、円柱型の穂をつける。市内ではヒメガマ、コガマが見られる。
63.ホルトノキ
- 見やすい季節/秋(実・9月~11月)
- 大府市で見やすい場所/大倉公園、二ツ池公園など
ホルトノキ科の常緑高木。樹高は20メートルぐらい。7~8月につりがね状の白い花が咲き、オリーブに似た緑の実をつける。緑の葉に赤い葉が混ざる。学校や公園によく植えられている。知多半島の山によく見られる。
【ホルトノキの実/写真下】
64.タンポポ
- 見やすい季節/春(花・3月~5月)
- 大府市で見やすい場所/市内全域
黄色い花が咲く。綿毛のついた種子をつける。市内では外来種のセイヨウタンポポ、アカミタンポポ、在来種のトウカイタンポポ、シロバナタンポポが見られる。外来種は一年中見られるが、在来種は夏に葉が枯れて、10月ごろまで休眠する。
【トウカイタンポポ/写真上】
【セイヨウタンポポ/写真下】
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