緊急事態宣言発出を受けての市長メッセージ(令和3年8月27日)

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ページ番号1027116  更新日 2021年8月27日

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 新型コロナウイルスのデルタ株が猛威を振るい、1日あたりの感染者数が連日、過去最多を更新するという状況の中、8月27日から9月12日までの期間、愛知県に緊急事態宣言が発出されました。

 愛知県内の感染者数は、これまでにはない急激なスピードで増えています。大府市でも連日2桁台の感染者が発生しており、8月24日には過去最多となる19人の感染が確認されました。また、8月に入ってからの感染者数は8月25日時点で192人と、1月あたりの感染者数も大幅に増え、過去最多となりました。感染拡大の波は、これまでに経験したことのない規模で押し寄せており、感染者はさらに増えていくのではないかと危惧しております。

 年代別の感染状況については、20代、30代の方が全体の約半数を占めるとともに、20歳未満の未成年の感染も増加傾向にあります。感染流行の初期には若い方は重症化しにくいと言われていましたが、現在、流行しているデルタ株は、従来のウイルスよりも感染力が高く、重症化するリスクも高いといわれています。愛知県が実施している変異株PCR検査では、8月16日から22日までの期間に報告されたデルタ株陽性者の割合は88.6%と、従来のウイルスから置き換わりが進んでいますので注意が必要です。

 愛知県内でも、医療機関がひっ迫し、病床使用率は日に日に高くなっており、症状によっては、自宅療養を余儀なくされるケースもあるようです。「自分は大丈夫だ」と過信せず、不要不急の移動・外出の自粛、基本的な感染対策の徹底を引き続き実行していただきますよう、お願いいたします。

 ワクチン接種については、既に、全年代に接種券を発送しております。8月25日現在、1回目の接種を終えた方が約55%、2回目の接種を終えた方が約38%となっております。引き続き、希望する方すべてがワクチン接種を受けられるよう、接種機会の確保に努めてまいりますので、接種をご検討いただきますよう、お願いいたします。ただし、2回のワクチン接種を終えたから安心というわけではありません。他県では、入所者全員が2回のワクチン接種を済ませていた高齢者施設において、クラスターが発生したケースもあります。油断することなく、ワクチン接種後も基本的な感染対策を徹底していただきますよう、お願いいたします。

 「感染しない、感染させない」という強い意志を持って「オール大府」で、この難局を乗り越えていきましょう。

令和3年8月27日
大府市長 岡村秀人

このページに関するお問い合わせ

健康未来部 健康増進課(保健センター内)
保健センター 電話:0562-47-8000
こども家庭センター 電話:0562-57-0219
ファクス:0562-48-6667
保健センターへのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

こども家庭センターへのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。