まん延防止等重点措置における重点措置区域の指定を受けての市長メッセージ(令和3年8月6日)
8月8日から31日まで、愛知県にまん延防止等重点措置が適用されることが決定しました。さらに、愛知県は、新型コロナウイルス感染者数が急増している大府市を含む12市町村を重点措置区域に指定し、区域内の飲食店等に対し午後8時までの営業時間の短縮や酒類提供の禁止など、さらなる感染防止対策の徹底を要請しています。
大府市の感染者数は7月後半から急増し、7月29日から8月4日までの1週間に確認された、人口10万人あたりの感染者数は32.4人で、愛知県の指標「ステージ4」の25人以上を上回る状況となっております。特に若い方の感染が多く、感染者の約7割を10代から30代の方が占めています。今一度、ご自身の生活を見直していただき、不要不急の行動や夜間の外出自粛、県をまたぐ不要不急の移動自粛、高齢者等への感染拡大の防止など、感染防止対策の徹底に努めてください。
お盆休みに入ることから、帰省や旅行を計画していた方も多いと思いますが、ご家族や友人とご相談いただき、できる限り中止・延期の選択をしていただきますようお願いいたします。
ワクチン接種については、全世代への接種券の発送を早期に完了し、公共施設や市内事業所を会場とした集団接種、医療機関での個別接種、国立長寿医療研究センターや藤田医科大学病院での接種を実施しております。当初は予約が取りにくい状況もありましたが、関係機関の皆様に協力を要請し、接種枠の確保に努めた結果、その状況も改善されてきております。
また、12歳から15歳までの方には、保護者の申請に基づき、接種券を発送しており、公共施設での集団接種のほか、藤田医科大学病院などで接種することができます。今年の夏に海外留学を予定している中高生には、人生における貴重なチャンスを失うことがないよう、優先予約枠も設けております。
なお、ワクチン接種は強制ではありません。本人や保護者の同意に基づき、実施しております。厚生労働省などが接種の効果や副反応などについて、ウェブサイトで公表していますので、参考にしていただきたいと思います。また、接種をしないことによって差別的な取扱いや誹謗中傷をすることのないよう、お願いいたします。
「感染しない、感染させない」という強い意志を持って「オール大府」で、この難局を乗り越えていきましょう。
令和3年8月6日
大府市長 岡村秀人
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