2022年1月「Big Surprise」

　2021年の大府に関わる出来事で一番心に残っているのは、11月3日～5日にオンラインで開催された「第9回健康都市連合国際大会」で、WHO（世界保健機関）から表彰されたことです。

　川沿いの緑道整備と各種イベントの開催によるウォーキング環境の整備や、住民が主体的に運営する総合型地域スポーツクラブ「OBUエニスポ」の支援、さまざまな関係者との協働によるライフステージ別の健康課題を意識したプロジェクトの展開など、全ての市民をアクティブにするための「歩きたくなるまちづくり」と「市民主体の生涯スポーツの推進」の取り組みについて高く評価され、WHO「ベストプラクティス賞」を受賞しました。11月5日の大会の中で発表され、私は受賞の喜びをスピーチしました。市の健康都市の取り組みに対する国際的な受賞は、3度目でしたが、WHO加盟市において最高の栄誉であるWHO表彰は初めてでした。　さらに今回、国内で受賞したのは大府市のみでしたので、最高に感激の瞬間でした。10月にノーベル物理学賞を受賞した米プリンストン大の真鍋淑郎さんが記者会見で述べた「Big Surprise」が思わず口から出てしまった瞬間でもありました。

大府市長　岡村秀人