2022年8月「バイオリン学習」

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ページ番号1025285  更新日 2022年8月1日

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小学校で行われたバイオリン学習

 鈴木バイオリン製造株式会社が2021年に名古屋市から大府市に移転したことをきっかけに、子どもたちがバイオリンに親しみ、興味を持つ機会を提供するため、北山小学校の4年生にバイオリン学習を始めました。スズキ・メソードの先生に、楽器の使い方・音の出し方などを指導してもらった後、成果発表として「きらきら星」の合奏を行うという内容です。90分間の授業でしたが、子どもたちの上達力の速さには感心させられました。来年度は、全小学校の4年生に拡大する予定です。このバイオリン学習は、岐阜県恵那市中野方小学校の取り組みを参考にしました。恵那市には、昭和20年、疎開により中野方地区で楽器生産を始めた鈴木バイオリンが、名古屋に引き揚げた際に姉妹会社として恵那楽器が独立し、地場産業として発展した歴史があります。バイオリンの演奏体験を通じて郷土愛を育み、地場産業への関心を抱いてもらうため、平成29年度から6年生にバイオリン授業を取り入れています。先日、その授業を視察しましたが、バイオリンサークルの方や腕に覚えのある方が授業をボランティアとして支援している姿を目の当たりにして、子どもたちがバイオリンを学ぶことは、地域の方の喜びでもあるという気持ちがひしひしと伝わってきました。本市においても「日本のバイオリン作りの文化を残したい」との想いを、一つ一つ形にしていければと考えています。

大府市長 岡村秀人

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企画政策係 電話:0562-45-6212
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ファクス:0562-47-7320
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