2022年5月「一羽の蝶の羽ばたき」

ページ番号1025282　 更新日 2022年5月1日

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　ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が2月24日に始まって以降、連日、理不尽にもウクライナの日常と人々の生命が奪われ、美しい街並みが破壊されています。国際社会が団結し、圧力をかけてロシアに自制を求めていますが、残忍な行為が繰り広げられ、言葉にならないほどの悲しみを感じていたところ、ニュースなどでウクライナ国籍の大府市民が母国から親戚を市内に避難させていることや、ウクラ イナ関係者が広く支援を求めていることを知りました。そこで3月28日、避難を強いられた方と受け入 れ世帯に寄り添った支援を実施するため、市役所内に「ウクライナ支援連絡会議」を設置し、在留資格申請などの手続きサポート、人道支援一時金の支給、健康・住まい・仕事・学校相談などの生活支援を実施することとしました。市内の親戚のもとへの避難を希望している方が早く渡航できるように、市役所や公民館の窓口に募金箱を設け、市民の皆さんに協力をお願いしています。「ブラジルの一羽の蝶の羽 ばたきが、テキサスで竜巻を引き起こす」という有名な言葉があります。ささやかな支援の輪が広がり、 大きな力となって1日でも早くウクライナに平和が戻ることを皆さまと共に祈りたいと思います。

大府市長　岡村秀人