2022年10月「悲願成就」

　8月29日、大村秀章県知事が会見で、「大府警察署の新設に向け、検討を始める」と表明したことを受け、市は、月見町にある市有地を警察署用地として活用してもらうことを提案しました。大府市と東浦町は、人口14万3千人で増加傾向にありますが、両市町を管轄する東海・半田警察署までは相当距離があるため、住民からは警察署の新設を望む声が昭和63年度から上がっており、大府市・東浦町を管轄する警察署誘致活動を、これまで継続的に県知事・県議会・県警本部に行ってきました。「大府警察署」の新設は住民の悲願であり、先人たちから脈々と受け継いできた陳情活動が、ついに花開いたことに喜びもひとしおです。かつて、大学受験ラジオ講座で聞いた「継続は力なり」という言葉がよみがえってきます。警察官を父に持ち、幼い頃は警察官に憧れていた私自身、不思議な縁に感無量です。父が存命であれば、どんな言葉を掛けてくれたことでしょう。

大府市長　岡村秀人