平和大使派遣事業報告会
13日、大府市役所で、令和7年度大府市平和大使派遣事業の報告会が開催され、中学生平和大使16人と高校生平和大使5人が参加しました。
7月23日から25日にかけて、知覧を訪れた高校生平和大使5人は「知覧特攻平和会館」「万世特攻平和祈念館」など特攻隊員の遺書や手紙、遺品などを実際に見学し、鹿屋平和学習ガイドから案内を受けながら鹿屋戦跡でのフィールドワークを行ってきました。
8月5から7日にかけて、広島を訪れた中学生平和大使5人は「平和記念公園」「広島原爆死没者追悼平和祈念館」などを見学しました。さらに「こども平和サミット」「平和学習のつどい」を通じて、戦争や被爆の実相に触れて感じたこと、平和のために自分たちにできることを話し合い学んできました。
8月20日~22日に沖縄読谷村を訪れた中学生平和大使12人は、沖縄読谷村を訪問し、アメリカ軍上陸の地となった読谷村の「チビチリガマ」「シムクガマ」のほか、糸満市の「沖縄県平和祈念資料館」「ひめゆりの塔」などの見学と、「平和講話」「平和ディスカッション」を通じて沖縄で起きた事実について学んできた他「ユンタンザミュージアム」「座喜味城跡」の見学や民泊など、施設見学と体験学習プログラムを通じて過去から現代に通じる沖縄文化についても体験してきました。
この日の報告会では、平和大使任命式や現地での様子をスライドで振り返った後、平和大使が順番に知覧・広島・沖縄で学んだことや感じたことを自分の言葉でそれぞれ報告してくれました。
平和大使の皆様の発表を聞いて、派遣できてよかったと感動するとともに、今後も大使として平和の大切さを伝える重要な役割を担っていただける心強さを感じました。これからも多くの人に平和の大切さを伝え、平和の輪を広げていっていただくとともに、今後の平和大使の皆様の活躍により、将来にわたって平和な社会が実現されることを心から願っています。
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