建設消防委員会政策提言書「『(仮称)健康都市おおぶ産業振興基本条例』制定に向けて」 平成26年2月13日
平成26年2月13日、委員全員出席のもと、市長に対し、産業振興基本条例制定に関する政策提言書を提出しました。
経緯
建設消防委員会は今年度、「地域産業の活性化について」を年間テーマとして取り上げ、調査・研究を進めてきました。
商工会議所の各部会と意見交換を行い、委員間討議を行った中で、当市には「産業振興基本条例」の制定が必要であるという結論に達しました。
先進地視察や勉強会への参加、更なる委員間討議を重ね、大府市の産業が更に活性化していくための条例の在り方や内容についての議論を行い、その成果として、「政策提言書『(仮称)健康都市おおぶ産業振興基本条例』制定に向けて」を作成しました。
提言書内容(抜粋)
条例は「理念型条例」とし、具体的な施策については、条例において策定を規定する「産業振興計画(ビジョン)」で定めるものとする。
条例で定めるべきと考える内容のポイント
- 事業者の自主的な努力と創意工夫が基本であること。
- 市、事業者及び産業経済団体、市民、それぞれの役割(責務)を明記すること。
- 商工業だけではなく、農業や観光についても包含すること。
- 市が産業振興計画(ビジョン)を策定すること。
- 事業者に産業経済団体へ加入することを促すこと。
- 事業者が積極的に地域貢献するよう努力すること。
- 進捗をフォローする有識者、市民を含めた会議体を設置すること。
条例を策定する上で留意してほしい点
- 健康都市にふさわしい条例となるよう、その理念を織り込むこと。
- 大府市が最重要課題として位置付けている医療・福祉・介護の充実を目指す「ウェルネスバレー構想」の具現化を後押しすること。
- 策定過程において、現場に足を運び、産業経済団体未加入の事業所及び市民も視野に入れ、現場の声に耳を傾けること。
- 「愛知県中小企業振興基本条例」の理念を踏襲すること。
- 遅くとも平成27年度には条例施行すること。
政策提言書「(仮称)健康都市おおぶ産業振興基本条例」制定に向けて
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