建設産業委員情報交換会(高井隆一氏) 令和5年7月21日

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ページ番号1028281  更新日 2023年8月10日

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 本年度の建設産業委員会のテーマである「中心市街地の活性化について」、特に、これまでの大府駅のまちづくりの経緯、そして、進捗があまり見られない現状について調査研究するため、令和5年7月21日に大府駅周辺まちづくり検討会議のメンバーであり、大府駅前で不動産業を営む高井隆一氏と情報交換会を行いました。また、この情報交換会を経て、8月1日に委員意見交換会を行いました。

中心市街地の活性化について

高井隆一氏との情報交換会

現状と課題

  • 大府駅前については、北東部の再開発以降、大きな変化がなく、特に、東南地域については、現在でも100年前の道路が残っている状態である。
  • まちづくりは時間を要するものであり、その観点から、現在の大府駅のまちづくりを進める上で、30年後でも責任が持てる若い世代に、まちづくりの中心となる人物が存在していない。
  • 駅前の地権者の多くが、現状に満足している。
  • なかなか進まない駅前のまちづくりの要因の一つとして、地権者とのコミュニケーション不足があると考えられる。
  • 地域住民、特に、地権者のまちづくりに対する機運がまだまだ高まっていない。

大府市への反映・所感

 情報交換会を経て、8月1日に意見交換会を行った。その際、以下のような意見が各委員から述べられた。

  • 本市の大府駅前のまちづくりを進めていく上で、いかにして地域住民の機運を高めていくかが、一番大きな課題であると感じた。そして、その中心となる人物の存在が大切であると感じた。
  • 駅前のまちづくりは、「行政主導、住民参加」ではなく、「住民主導、行政参加」で行うことが重要であると感じた。
  • まちづくりの中心となる人物が主体となって、地権者等の地域住民との意思疎通が図れる駅前のまちづくりを考えるための詰所をまちなかに設置していくことが必要であるとの高井氏の意見を受け、機運を高めていくための一つの有効な手法になり得るのではと感じた。
  • 常日頃よりソフト面で駅前のまちづくりに関わっている若い方や団体との交流の場をつくり、そうした刺激が機運の醸成につながっていくのではないか。
  • いまだ開発が進んでいない駅の東南地域については、「ウォーカブルなまちづくり」を念頭に進めるべきであると感じた。

 活発な情報交換や、委員間討議を行うことができ、貴重な御時間をいただいた高井隆一氏に深く感謝を申し上げる。今後は、他の事例なども参考としつつ、調査研究活動を進めていく。

このページに関するお問い合わせ

議会事務局 議事課
電話:0562-45-6251
ファクス:0562-47-5030
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