市制50周年Plus1記念事業 大府市中学生サミット
中学生サミットとは
市制50周年を記念し、まちづくりについて中学生の視点で考えるとともに、政策形成過程の仕組みを体験し、今後の学校生活や社会生活に生かすことを目的に開催しました。
中学生サミットでは、これからの50年も、大府市が魅力にあふれ、住み続けたくなるまちとなるために、次世代を担う中学生がこれから実践すべきことを「大府市中学生サミット共同宣言」としてまとめました。
この宣言にSDGsの視点を取り入れるため、参加した中学生は、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標の基礎知識や大府市のまちづくりについて事前に学習しました。その過程で、中学生が大府市のまちづくりについて考え、気が付いたことを、市議会議場で大府市長始め幹部職員に対して、議会型式で質問・提案を行い、その結果を踏まえて宣言を採択しました。
中学生サミットの概要
日時:令和3年8月25日(水曜日) 午前9時30分から
場所:大府市議会5階議場
参加者:大府市内4中学校の生徒26人、大府市長を含めた幹部職員
内容:中学生から市への質問・提案、中学生サミット共同宣言の決定・発表
事前学習会
生徒たちは「大府市中学生サミット共同宣言」を取りまとめる前に、SDGsに関する基本的な知識や地方自治・市議会の仕組みを学ぶため、それぞれの専門家から話を聞きました。
SDGs研修会 令和3年5月20日(木曜日)
「大府市中学生サミット共同宣言」にSDGsの視点を取り入れるため、日本大学理工学部の田中賢教授からSDGsについて学ぶ研修会を開催しました。
当初の計画では、中学生が大府市役所に集合し、SDGsのカードゲームを使った研修会を実施する予定でしたが、緊急事態宣言の発令を受けて、オンラインによる研修会に変更しました。
田中教授は、2060年までに日本の人口が現在よりも3割減少するという将来像を示した上で、SDGsが掲げる17のテーマの重要性について解説し、「持続可能な社会を実現するためには、夢をしっかり持ち、その夢に到達するためにどうしたらいいかを考えることが大切です」と助言しました。
市議会学習会 令和3年7月14日(水曜日)
市議会の会議規則に倣って中学生サミットを開催することから、地方自治や議会の仕組みについて理解を深めるため、市議会の早川高光議長と加古守副議長から議員の構成や仕事について学びました。
早川議長は「市の重要事項は議会で決定している」「議員は市政についてさまざまな質問をしている」ことなどを伝えたほか、「皆さんが中学生の代表として『こんなまちにしたい』という自分の思いを市長に話してください」と生徒たちに呼び掛けました。
議長らとの懇談の後、サミットの会場となる議場の紹介も行われ、生徒たちは本番の雰囲気をつかみました。
サミット当日
緊張した雰囲気の中、大府市議会議場にて、サミットが開会されました。まずは、中学生の視点から、市に質問や提案を行いました。中学生ならではの斬新な提案や、「それ、採用!」と思わせる提案など、市執行部と活発な議論が行われました。
中学生サミットでの議論を踏まえ、中学生全員で協議し、「中学生サミット共同宣言」を採択しました。宣言には、市の将来都市像「いつまでも 住み続けたい サスティナブル健康都市おおぶ」を実現するための3つの柱を掲げています。宣言採択後には、市を代表して、岡村市長が宣言文に賛同の署名をしました。
添付ファイル
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大府市中学生サミット会議録 (PDF 970.4KB)
大府市中学生サミット当日に発言された内容等を記録した会議録です。 -
大府市中学生サミット共同宣言文 (PDF 172.7KB)
大府市中学生サミットで採択された共同宣言文です。
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